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「今日の15班はBランク、火影室の資料整理じゃ。」
「……あの、最近すげぇ多くないです?カミコが出来るからって絶対此処の仕事回してますよね。」
「そ、そんなことはないぞ!…まぁ、最近上忍の班が出払うことが多いんじゃ。いざとなったときの増援に15班を里内に置いて置きたいんじゃ。」
そう少し苦笑しながらいう三代目を見てシカクも思わず苦笑をしながら。
カミコはさも何もなかったかのように作業に入る。
実際、内勤をさせても有能なカミコは下忍に居てはおかしいレベル。
だがまだ下忍になって二ヶ月。
一部夢幻眼を都合のいいように使おうとしている上層部が二階級特進の特例出世はどうか、という話が出ているらしいことをシカクは三代目から聞かされていて。
「……(カミコは道具じゃねぇっつーんだよ、クソ爺共。)」
「…?どうかしましたか。」
「いや、なんでもねぇさ。さぁて、残業はしたかねぇしとっとと済ませるべ。」
「はい。」