-涙を隠して戦い続けた-
闇ブローカーが来た。垂金は戸愚呂兄弟と呼んでいた。
私をどのように泣かそうとするのだろうか。
戸愚呂弟は私に近寄って来た鳥を殺し、
食べた。
あぁ、私は精神的にはまだ弱いんだ…。涙が、止まらない。
戸愚呂弟が言った。
「黙って、泣く練習でもしたらどうだ?」
「……。」
垂金に氷泪石を渡すわけにはいかない。
たとえ、どんな仕打ちを受けようと。
-3-
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