Love is shock!

 そこをしっかりと責められ嬲られてはたまらない。声がどうしても、漏れてしまう。
「うああああ!! んあっ、ああっ!! それっ、それ、だめですだめっああっ!! い、い、イクッ……! イっちまう、イクッイクッ! あっイクイクッ!! イックうううっ!!」
「いいぜー、いいからイっちまえって。なに我慢してんだ。らしくもねえ。ほら、イけよ。イっていいから。なっ? もっとしゃぶってやろうか」
「だ、めっ……い、イクッ……! あっ、だめ止めてください本当に、イっちまうううっ……!」
 これでとどめとばかりに、指先で両乳首を抓られ揺らされつつ、へそに強く吸い付かれ、その上しっかりと窪みをしゃぶられることでとうとう、身体に溜まっていた快感が爆発しそれらはすべてペニスに持っていかれ、とうとう一回目の絶頂へと追い上げられてしまう。
「ああああっ! だめ、あっあああああっ、ああっ!! イック、イック、イックうううううっ!! あああっだめ、だめ、あっあっ、あああああー!! イックうううううっ!!」
 腰がビグビグビグッと跳ね捩れ、ペニスがぶくぶくっと膨らみ飛び跳ねながらザーメンを何度にも分けて飛び散らせてしまう。
 それらは胎の上や、鳴戸の顔にも引っかかり大満足のイキを体験してしまう。
「はあっ、ああっ、イってる、い、い、イってっ……んっああああ気持ちイイッ……! あっあっ、い、イイッ! い、イイッ!! はあっ、ああ……」
 くたりとベッドへと沈み、与えられた快感を享受する。
 目を瞑ってイキの快楽に浸っていると、唇に柔らかで湿ったものが押し当たり、薄っすらと瞼を上げると至近距離に鳴戸の顔があり、長くは無いが量が多い睫毛が細かく震えている。
 龍宝は両手で鳴戸の頬を包み、角度を変えて口づけを受け止める。初めは触れるだけだったそれだが、だんだんと濃厚なものに変わり舌と舌とを絡ませ合い、ぢゅくぢゅくと水音を立てさせながら溢れ出る互いの唾液を飲み下し、唇を吸って口づけが解かれる。
「んはあっ……! おやぶん、気持ちイイッ……すっごく、イイ」
「かわいい、かわいい。俺も気持ちいいぜ。お前の感じてる顔、かっわいいなあ」
「俺はかわいくない……」
「そういうところがかわいいんだろ。なーに言ってんだ、エロ小僧が。よし、尻いくか。えーっと、確かサラダ油で代用できたよな。よっしゃ、ちょっくら持ってくるわ。イイコで待ってろよ」
「ん……」
 勝手に目が瞑ってしまう。
 するとすぐに鳴戸が戻ってきて、瞼に柔らかいものが押し当たり目を開けると、視界には鳴戸の大きな喉仏があり、反射でそこにしゃぶりつくと何とも素っ頓狂な声が鳴戸から出た。
「んんっ!? ん、おい龍宝!」
「ん、ん、んっ……おやぶんのここ、美味しい、あじがする……興奮する味する」
「興奮は、尻の奥いじられた後にしな。ほら、離れる。イイコだろ? 龍宝は」
「未だ、しゃぶっていたい。しゃぶりたい……んっんっ」
 ぺちゃぺちゃと音を立てて喉仏を舐めると、何度ものどが上下し鳴戸が「はっ……」と熱い吐息をついたのが分かった。
「ヤバいぞ、感じてきやがった。はい、終わり終わり! 今からは尻いじんねえと。挿れられもしねえ。さっさと挿れてえんだ。離れな」
 無理やり顔を引き剥がされ、唇にちゅっと一つ軽いものが落とされる。
「そこは、また後でな。ほら、足開け。ゆるゆるにしねえと切れちまったら厄介だ」
 ぐいっと、大きく片足を持ち上げられて開かされるとなにもかも露わになる。その体勢に顔を真っ赤に染めるが、これも慣れとでも言うのかつい、人差し指を噛んで興奮を抑える仕草をしてしまう。
 これから、とてつもなく気持ちイイことが待っている。
 浅く早く息を吐き、鳴戸の指が油まみれになるのをじっと見つめる。その眼には期待が宿り、つい上目遣いになってしまい、恥ずかしい体勢のまま指をひたすらに待つ。
「よーし、いくぞ指。ちょっと苦しいけど、我慢な?」
「ん……ください、早く指……欲しい」
 シーツを逆手に持つと、アナルにたっぷりと油が塗しつけられ指が一本、ナカへと挿れられる。相変わらず、最初に感じる違和感は消せない。
「んうっ、うっうっ、おや、ぶんっ! あぁっ!!」
「我慢だ、がまんだぞ」
 細かくピストンを繰り返しながら、指がだんだんと奥へと入り込んでくる。異物感はあるが、痛みはまったく無い。それだけが救いか。
 指はすぐに二本に増やされ、大きく円を描きながらアナルを拡げられて、さらに奥めがけ指がずんずんと入ってきては掻き混ぜられる。
「あぁっ! あっあっあっあっ、そこ、んっ、ソコらへん、きもち、いっ……!」
「でもココじゃねえよな。もっとこう……ココだ!」
 確信を持った鳴戸の言葉と共に、しっかりしこったクルミ大の塊、所謂Gスポットに指が激当たりし、思わず大声で啼いてしまう。
「んあっ! あああうううっ、ソコッ、ソコぉっ!! おや、ぶん、ソコッ!! ああああ気持ちイイッ!!」
「うん、やっぱココだったか。よーっしゃ、ココから天国行きだぜ、龍宝覚悟はいいか」
「んっんっ、指で、ヤっちゃってくださいっ……思いっ切り、気持ちよくなりたいです……! はあっ」
 半分意識を飛ばしながらのおねだりをどう思ったのか、身体を伸び上がらせてきた鳴戸が指をアナルに挿れたまま、Gスポット責めしながら口づけてきたのだ。
 それも、濃厚な口づけ。

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