ココロ＋カナメ＋アルト君


〜ラウンジ〜


「あれ？いい匂い…」


「あ、アルト君」


「何してるのココロ？」


「ちょっとプレゼント用にカップケーキを作ってて…そうだ、試食お願いしてもいい？」


「え、いいの？」


「うん！アルト君料理上手だし、何かアドバイスがあったら聞かせてほしいんだ」


「じゃあ、いただきます……ん、おいしい！ココロも料理上手だよね。きっといいお嫁さんになるよ」


「え！？あ、ぅ……あ、ありがとう(ｶｧｧｧｧ)」


「カップケーキって色々アレンジできるよね。上にクリームやフルーツを飾ったり生地にジャムを練り込んだり…」


「そっか、ジャムを入れるのもいいかも。何にしよう…ブルーベリーとか、ジューンベリーも合うかな？」


「(紫色のジャムばっかり…)もしかして、プレゼントの相手ってギル？」


「ううん、お姉ちゃんだよ！」


「あぁ…」


「私、よくカップケーキ作って配ってるんだけどお姉ちゃんにはまだ渡した事なかったから、今度帰ってきた時渡してビックリさせようと思って」


「(確かお姉さん、シスコンだって言われてるけどココロも結構お姉ちゃんっ子な所あるよなぁ…)」


「？どうしたの？」


「いや、なんでもないよ。…あのさ、もしよかったらブラッドのみんなの分も作らない？俺も手伝うからさ」


「わ、いいねそれ！じゃあみんなのもそれぞれの色に合ったジャムを入れようよ！ナナは桃で、シエルは抹茶ミルク、リヴィは苺やラズベリーとか」


「じゃあロミオはオレンジ、ギルはお姉さんと同じブルーベリーかジューンベリーでいいんじゃないかな？」


「あとジュリウスは…やっぱりバナナ？」


「いや、別にそれにこだわらなくても…ジャム以外にもカスタードとか色々あるからね？」







貴方はどれを選ぶ？
(カップケーキうまっ！え、中にブルーベリー入ってる！すごいねココロ、私なんか絶対作れないよ)(えへへ…それね、アルト君と一緒に作ったんだ)(へぇーそっかぁ……アルトくーん、ちょーっとこっちにおいでー？)(大丈夫です、お姉さんが心配してるような事は一切ありませんので背後の殺気を収めてくれませんか)



アルト君も料理上手なので一緒に料理…してもらおうとしたらどんどん方向がずれていきましたすみません！
あと子犬様宅のお子さんに合ったジャムも考えてたり…アルト君はカシス、ルーシーちゃんはチョコやココア(ジャムじゃないですが…)、ムクロちゃんはココナッツとか？ココロはもう食紅(青)しか思い浮かばない←
この度は企画参加ありがとうございました！

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