誤解3
「俺は此処を住居にしているんだ。……高杉も。」
「じゃあ先生って高杉さんと同居してるって事ですか?!」
「『そういう関係』だったのかよ!」
「『そういう関係』ってどんな関係だよ!気持ち悪ぃ言い方すんな!!…アイツも金が無くて住む所がないんだ。
実は俺もこの間高杉と同居してる事を知ってな。」
「…どういう事ですか…?」
新八が聞くと、待ってましたと言わんばかりに万斉がこの前銀八に話した事と同じ内容を話す。
「銀八は毎晩どこかで酔い潰れて…………(以下省略)」
『どこまで保護者だよ、万斉!』
「だぁから朝は早いの。…此処に住んでるのがバレたらクビになっちまうから今までコソコソやってたんだ。」
なるほどー…と納得した二人。
「…此処から出てくる人間の多さは、単純に高杉は此処住みだからなのと、万斉は毎日高杉を起こしにくるのと、昨日はたまたま来島が来てただけだ。」
『どこまで保護者だよ、万斉!(2回目)』
「あれ?でも来島さんって今日転校してきたばかりですよね?高杉さんと来島ってどういう関係…「人の個人情報勝手に得ようなんざァ随分と性悪だなァ志村ァ。」
「高杉さん!あれ?来島さんも」
二人で仲良く部室に来ました。(笑)
「俺とまた子の関係?聞くってほうが野暮だぜ。」
「しっ!失礼しましたー!」
「とっとと帰れや。……そうだ土方ァ、今度また部室来いや。」
「…なんでだよ!!」
「お前はドラムが出来そうな気がする。」
「みんな同じ事言うんじゃねぇー!!!」
こうして無事?土方の疑問は解消したのだった………
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