120番道路

アルファサファイア
ツワブキさんを観察記

サーチレベル:08


* * *


ORASでダイゴロウが主人公に気付かず120番道路へ行くシーンが追加されたけど、あれは「ダイゴが120番道路にいたのはカクレオンのためで主人公を待ち伏せてたわけじゃないですよー」ってアピールなんだろうね

118番道路でも偶然主人公の存在に気付いたようなしぐさが増えていたし、ダイゴロウが主人公のストーカーに見えないようにとの公式の気遣いに心温まるよね

しかしORASでは道路にも「そらをとぶ」できるのになんでわざわざ徒歩で移動してるんだろう


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α|120番道路!


さて、120番道路では橋の上で立ち尽くす石集めの様子を観察できます
まずは遠くからじっくり観察してみましょう






あのポケモンは120番道路にいるのか…とか言ってた割にはデボンスコープを出す気配が全くありません
隠れているカクレオンのそばで棒立ちするのが趣味なんでしょうか
常人には理解できませんね

しかし、手すりもない丸太橋のこんなギリギリ端に立ち尽くすダイゴロウの平衡感覚ときたら強くてすごいよね
強風でも吹いたら川に転げ落ちそう


* * *


話が進まないので近寄ってみましょう





やはりどれだけゆっくり近づいてもこちらの存在に気付いてきます
野生の石集めは淀みなく警戒心が強くてすごいのです

どうでもいいけど近づいてくる何かに気付くとき大抵ダイゴロウは「ん?」って言ってるんだけど、南の孤島でアクア団と遭遇した時だけ「……ム?」なんだよね
敵相手だから少しカッコつけてみたのかな


ダイゴ:
ん?
ピカチュウちゃん か
また 会ったね


RSだと118番道路で会っているにもかかわらず「久しぶりだね」とか訳の分からない事を言っていたけど、それが無くなっていますね
まさかRSのダイゴロウは118番道路で主人公に会った事忘れてて石の洞窟ぶりだとか思っていたのでは


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α|デボンスコープ


ダイゴ:
……ところで
きみは 気づいているかな
ここに 見えない なにかが いるんだ

で 見えない なにかに むかって
この道具を 使うと……

違うな…… 説明するよりも
実際に 使ったほうが 楽しそうだ



石集め的に隠れているカクレオンをスコープで見つめる行為は楽しい行為らしい
やはり常人には理解できないですね
ダイゴロウがカントーのポケモンタワーに行ったらはしゃぎながらゆうれいにスコープ向けまくるのでしょうか


* * *


ダイゴロウがデボンスコープを主人公に渡してきますが、RS時代には特に何も言っていなかったのにORASではデボンスコープは主人公にぴったりとか喜んでいいのか悪いのか反応に困る事を言ってきます
そういえばメガバングルの時にはぴったりと思うとは言ってくれなかったので、ダイゴロウ的に主人公にメガバングルはぴったりと思わないようです

ダイゴ:
ちょっと つけてみて ほしいな
きっと きみに ぴったりと 思うんだ



個人的に「ぴったりと 思うんだ」って台詞回しが好き
普通「ぴったりだと 思うんだ」って言うよね
だ抜き言葉がなんとも可愛い





ボンスコ(デボンスコープの略)渡されて早速装着する主人公の図

まず後ろのダイゴロウに目が行く
なんでおまえは首から下だけ画面に映りこんでいるんだよ
どんな表情をしてるのか気になりますね
カクレオンをさらけ出す事に興奮してとてもお見せ出来ないような下卑た表情にでもなっていたから顔面をカットされてしまったんでしょうか


* * *


ボンスコ使うとカクレオンが襲ってきます
戦闘後、倒しても逃げても捕まえてもダイゴロウは「さすがだね」とか言ってきます
何がさすがなんでしょうか

この行為の何が楽しいのかと困惑していると、石集めがボンスコと御三家ナイトをくれます
ちなみに御三家3種全て揃っていても、逆に手持ちに御三家が一匹もいなくても的確に最初に博士からもらったポケモンの進化系のメガ石を渡してきます

なんでお前が博士からもらった御三家の種類を把握してるんだよ
またしてもご自慢の勘が当たってしまったの?


* * *


ダイゴ:
ボクは 頑張っている
トレーナーと ポケモンが 好きだから
きみのこと いいと 思うよ


主人公にスコープと石を貢いだあと、石集めは急に主人公にイイネ!してきます
一見特別な台詞のように思えますが、アニメで主人公ではない少年にも一言一句違わず同じ台詞を吐いていたことを踏まえると誰にでも言っている恐れが高いです
ろくでもないタラシですね
騙されないようにしましょう

しかし折角キメ台詞を言っているというのに、案の定カメラが遠くてダイゴロウの表情が全くわかりません
この台詞はどういうテンションで言っているんでしょう

このあと石集めは主人公のバッグの中の石の気配を感じ取り、更にその石が隕石である事まで突き止めるという気持ちの悪い特技を披露し立ち去ります


RS時代はそらをとぶで居なくなっていましたが、ORASでは何故か画面が暗転し次の瞬間にはもう既に石集めの姿が見えないという立ち去り方です

この立ち去り方をする代表的なキャラと言えばそう…ゴールド君に負けた時の金銀・HSのレッドですね
彼は主人公に負け、いわゆる「めのまえが まっくらになった!」状態なのであの立ち去り方をするじゃないですか

ということは石集めも同じ理由で…
主人公にボンスコ渡すまではポケセンへ送還されまいと気合で立っていたのでしょうか
泣ける
お前…だからヒワマキ周辺で手持ちがメタングLV.35のみはヤバイってあれほど…


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α|ダイゴロウがデレてきている問題


唐突ですがデレてきているんですよダイゴロウが
そう主人公にデレてきているんですよ

今まで、初めて出会った時から最後のチャンピオン戦まで一貫してダイゴロウは主人公にはふわふわと優しい態度と言葉遣いで接しているんだとばかり思っていたんですよ
今回細かくダイゴロウの台詞を観察していたところ、そうでないことに気付いた

南の孤島イベントまでは結構固い口調なんだけど、イベントを終えて118番道路に帰ってきたところから「とっても楽しみだよ」とか「じゃ またね」とかふにふに口調が砕け始める

口調が砕けて行く過程は別れ際の台詞が一番分かりやすい


■初めて会った石の洞窟
……じゃあ
ボクは 先を 急ぐから


→二度と会うことも無いであろう他人に対する台詞
さっさと退散


■118番道路で再開
……じゃあ
また 会えると いいね


→行けたら行くわーと同じくらいの社交辞令
特に積極的に会いたいとは思わない


【ここから態度が変わる】


■南の孤島イベント後
じゃ またね
ピカチュウちゃん


→また会おうね
わざわざ名前まで呼んじゃって親しげ


■120番道路
……それじゃあ
また どこかで 会おう!


→また会おう(断言)
「!」まで付けて言い切る

個人的にこの会おう!は「ポケモンリーグで会おう!」なのでは?と思っている
ここでダイゴロウは主人公はリーグまで来るほど強くなると確信したのではないだろうか

しかしこの人じゃあじゃあうるさいですね
水道の蛇口かよ


* * *


別れ際の台詞以外だと、主人公に物渡す時の台詞も気取った感じからフレンドリーな感じに変わります


■石の洞窟
それでは この わざマシンを 君に
はがねのつばさ といって
ボクの お気に入りの 技 だから


■南の孤島
そうだね
じゃあ ボクからは これを……


■120番道路
・ちょっと つけてみて ほしいな
きっと きみに ぴったりと 思うんだ

・ボクから きみへの プレゼント
さあ どうぞ



……そして もうひとつ
ボクの お気に入り史上
5本の指に 入る 石 だからね
きっと きみの ポケモンも
気に入って くれること 間違いなしだ



特に120番道路のダイゴロウは「ボクからきみへのプレゼント」とか「ボクのお気に入り史上〜」とか「実際に使ったほうが楽しそうだ」とか「間違いなしだ」とか全体的にテンション高くてふざけてて可愛い


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◎てもち
ズルズキン|Lv.53
ラティアス
マッスグマ
マッスグマ
マッスグマ
マッスグマ

ツワブキ君の陽気なつぶやき



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