トクサネその2

アルファサファイア
ツワブキさんを観察記

サーチレベル:10


* * *


私が所持しているORASの攻略本はゲーフリが監修した「公式ガイドブック」とかいうやつなんだけど、トクサネシティの項目を見ると一番最初のコンテンツが「01 ダイゴの家には誰もいない」なんですよ!

「中には誰もいないがここはダイゴの家だ。飾ってある石を一つずつじっくり眺めて説明を読もう」とか書かれている

そう…つまりトクサネ着いたらまず真っ先にダイゴの家に行く事を公式が推奨しているんですね
皆さんもトクサネ着いたらまず真っ先にダイゴロウの家を荒しに行きましょう


あと攻略本でアイテムが入ってるモンスターボールを「どうぐ箱」と呼んでてビビッた
あれどうぐ箱って言うんだ…私アイテムボールって呼んでた


* * *


α|石集め、帰宅


いくら待っても石集めが帰宅する様子が無いので、ちゃっちゃとジム戦を終えましょう
彼はどれだけカクレオンのそばで棒立ちすれば気が済むのでしょうか?

ジムから出ると遠くの海の方で爆発のようなものが巻き起こり、村の開けた場所で石集めが村人と立ち尽くす光景が観察できます
モブキャラに囲まれるダイゴロウを見られるのはここだけ!!





一瞬村人がダイゴロウを取り囲んで円陣組んで、ダイゴロウが何かの儀式の生贄になってるように見えてワラタ

村人達が慌てる中、何故か石集めがこっちの存在に気付きタターッと駆け寄ってきます
今まで観察してきた中で一番素早い動きです
石集めは走れるんですね





飼い主の存在に気付いた犬のようで大変可愛い
このまま同じ速度で逃げ回りながら「助けて!変な黒ずくめの男が追いかけてくるんです!!」とか騒いでダイゴロウを困惑させたい


ダイゴ:
ピカチュウちゃん!
フウくん と ランちゃん から
きみが ジムに 来てるって 聞いてね
せっかく だから 会いにいこうと
思っていた 矢先に こんな――


サラっと流しているけど、なんでフウ君とランちゃんは主人公がジムに挑戦していることをダイゴロウに教えたんだろうね
ダイゴロウが普段から主人公の話をフウランにしていて、主人公とダイゴロウが知り合いである事を知ってたのか、それともダイゴロウが「良い感じの少年が来たら口説きたいから教えて欲しいんだ」とでも言っていたのか

しかしジム戦を見に行こうとするダイゴロウが親戚の子供の運動会を見に行こうとする兄ちゃんみたいで可愛い
ジム戦前にトクサネ回ったけどどこにもダイゴロウが居なかった事考えると、わざわざ出先から帰ってきて主人公に会いに来たって事になるわけですよ

仲睦まじくなっていくダイゴロウと主人公が可愛い


* * *


ダイゴ:
…… …… …… そうだね
ひとまず ボクに家に 行こう




ジム戦を見に行こうとした←分かる

何か事件があったみたいだ!←大変だ!

ひとまずボクの家に行こう←!!!??!


何がそうだねで何がひとまずなのか
思考回路が理解できませんが石集めが意味不明に主人公を自宅に連れ込みます

なお、皆さんが現実で少年少女にこれを実行すると往々にして逮捕されます
決してマネしないでください

* * *

さて、家に入るなりダイゴロウが例の台詞を言いますが前述の通りシチュエーションが全く萌えませんし、むしろ逆にこんな非常事態にくだらねえ事気にしてねえでサッサと本題に入れや!!ってなるから強くてすごいですね





「そうだねひとまずボクの家に行こうか」

「そう…ここはボクの家」

の流れに違和感を覚える
そう…ここはボクの家ってお前が自分で連れてきたんじゃねえか何言ってんだよ


しかし主人公とダイゴロウとの距離感がすごい
大きなテーブル挟んだ上で更に対角線上に向かい合うって相当気まずい相手に対して取る距離だよね

仲良くなればなるほど距離が縮まるパーソナルスペースで言うと社会距離ですね


社会距離(social distance):120cm〜350cm
・身体に触れることは出来ない距離
・あらたまった場や業務上上司と接するときにとられる距離


なるほどダイゴロウは主人公の上司だった…?


* * *


この後真面目な話が続き、石集めが「じと目」を披露します
ちなみにこの表情は設定資料によると「思案」らしい
ダイゴロウは思案する時こんなムスッとした顔になるのか
怒ってるみたいで可愛い
そして石集めがこの表情をする時何故か一切まばたきをしなくなります





ここだけ切り取ると雑誌かなにかでナルシストポーズ取ってるみたい
「ガイアがボクにもっと輝けと囁いている」とか煽り文句がついてそう


* * *


石集めによると先ほどの爆発はアクア団の手により海底洞窟とやらの封印が解かれてしまった証らしく、アクア団ボコるのに手を貸してくれとか物騒な事を言ってきます


ダイゴ:
ボクは ボクの 責任において
この状況を 治める ために
全力を 尽くす つもりだ

だけど ボク一人の 力で
出来ることなんて たかが 知れている

……そこで
きみを 見込んで お願いしたい

マグマ団 アクア団の 野望を
阻止するために 力を 貸してくれ!

きみと ボク
そして ポケモンたちの 力を合わせれば
この 絶望的な 状況だって
乗り越えられる……
そんな 希望が 見えるんだよ


この台詞見るにダイゴロウとヒガナちゃんって本当真逆な人間だよね
ヒガナちゃんはなんでも一人でやろうとするけど、ダイゴロウは自分の能力を把握していて自分では出来そうもないと思ったら素直に他人に協力を求めるという


* * *


デボンボンが秘伝マシンとデボンボンベをくれます
こんなシリアスなシーンでふざけた名前のアイテムを渡さなければならないダイゴロウの心境を思うと胸が高鳴るよね

と、思ったんだけど


……これを きみに 託す


(ダイビングをもらう)

『ダイビング』を 使えば
ポケモンと 一緒に
海の底へ 潜れるようになる

そして 海の底でも ポケモンと きみが
一緒に いられるように これを……


(デボンボンベをもらう)

128番水道の どこかで
ダイビングを 使えば
海底洞窟の 入り口に
たどり着くことが できるはずだ



よく台詞みたらダイビングについては説明してるけどDBNBNB、いわゆるデボンボンベについては渡すだけ渡して説明スルーでワラタ
駄洒落みたいで恥ずかしいから名前呼びたくないんだろうね

ダイゴ「海の底でもポケモンと君が一緒に居られるようにこれを…」
主人公「わあ!これはなんていう名前なんですか?」
ダイゴ「…」
主人公「ダイゴさん?」
ダイゴ「いいじゃないか別に名前なんてどうでも 早く128水道行きなよ」
主人公「!?」

(テロップ)
主人公は デボンボンベを 手に入れた

主人公「!?!!!?」
ダイゴ「…」

恐らくこんな空気になったと思う


* * *


ところでダイゴロウが終始「マグマ団 アクア団」って呼んでたのが気になる
アルファサファイアだとカイオーガ目覚めさせたのはアクア団で、マグマ団は特に悪事は働いていないじゃないですか
ダイゴロウが個人的にマグマ団と何かイザコザを起こしていたのか


* * *


主人公にDBNBNBを託したあとのダイゴロウの台詞

ダイゴ:
ボクも ボクの役目を 果たしたら
すぐに 飛んでいく

それまでの あいだ
マグマ団 アクア団を 阻止してくれ!

……頼んだよ!


本当に文字通り飛んで来るから強くてすごいよね
しかし一連の流れで主人公の身の安否について一切気にしてないのが凄い
主人公なら強いからアクア団相手でも大丈夫!と信頼してるという解釈で良いのかな


* * *


ツワブキ君のまじめなつぶやき



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