▼ オタクの萌語り
2015/12/10
私、元々創作活動って好きじゃないんですよね。萌え語りさえ出来ていれば十分……って考える萌語り至上主義って言うか、交流至上主義な人間なんですよね。
でも、萌えって語ってるだけじゃ伝わらないことがあるじゃないですか??
「このキャラの、こんな状況でこんな展開になってこんな心境の変化があった上でのこんな態度があったら超萌えるぅぅぅ///ぶひぃぃぃ」ってなっても、「……あ、うん。……そうだね……(ごめん、細かすぎて分かんない……)」みたいな。
そんな、細かすぎて伝わらないモノマネみたいになってると、その萌え部分を伝えるためにも、創作するしか手がないと思うんですよね!!
……まあ、そんなこんなで創作活動をしていますが、萌えって細くなればなるほど同志って見つかりにくくなるものなので、自分の萌えを分かち合える方ってそういないと割り切っているんですよねぇ〜、私。
最近で言えば、松や刀ジャンルであれば、もしかしたらオタクの街を歩いていれば同志と袖が触れ合うこともあるかもしれませんが、ハンターで、アダルトリオで、夢萌えで、しかも甘さ控えめの薄暗い展開の殺伐バトル大歓迎な人間なんて、オタクの街を1000000回歩いても、偶然袖が触れ合うことなんかありませんからね!!!オンリーに参加しても同志見つからないしね!!みんなどこに居るの!?!?
……そんなこんなで、自分のその細かすぎる萌えを共有してくれる方ってほとんどいないと思っていて、実際、小説読んでくれている方でも九割五分の方はその入れ込んだ萌えに反応して下さらないんですけど………
でも!!! たまに!!!! 本当に1%いるかいないかの確率で!!! その入れ込んだ細かすぎて分からないだろう萌えに、「萌えるぅぅ/////」って言ってくれる人が現れるんですよね!!!!!!
しかも、「ここの、コレでアレでああなったキャラの、この仕草の、このセリフが良かったです」だなんて細かく言われた日には「ぶひぃぃぃぃぃ//////しょうなんですぅぅぅぅ//////良くぞわかりました!!!そこが!!そのキャラの!!!萌える所なんですよ!!こんな状況のこんなシチュでこんな事しちゃうキャラって最高にキャワいいよねぇぇ//////うひょぉぉぉぉ//////」ってな感じで、目から鼻水噴き出しながら裸踊りしちゃいますね、間違いない。
うんうん。
それでですね、最近、私が小説に入れ込んだ細かすぎて分からない萌えに、「ここ萌えましたぁぁぁぁ」って整体師並みの正確さでグリグリと押した方が居まして。
もう、私としては「ぶひぃぃぃぃぃ//////やられたぁぁぁぁ//////」ってな感じになっているワケですよ。
もう、どうとでもしてくれ状態。
こうなると、もう止められない。オタクのスイッチは一度入っちゃうと止まらない。聞く相手がいようといまいと、マシンガントークのスイッチオンですよ、本当。
――はい、前置きがすっごくながくなりましたがね。そんなこんなで、最近入れ込んだ細かすぎて分からない萌えの部分ですけどね!!!!
最近書いている話の部分の、「分かりやすい萌え」の部分といえば、それは「センチメンタルなヒソカ」の部分ですね。これはもう、分かりやすい感じで前面に出ております。
では、「細かすぎて分からないだろう萌え」は何か?って話ですけど。それは「団長の団長で団長たろうとする団長の団長らしかぬ団長さ」ですね!!!!!
え?意味わかんないって!?
団長クロロの団長として団長たろうと団長をしている最中によぎる蜘蛛以外の存在と、それをしてしまう団長に萌えるんですよ!!!!!
あの!!! 団長は!!!! 団長としての道を己で選んで!!!! 団長となっているから!!!! 団長としての存在を揺らすものを忌避して撥ね付けるはずなのに!!!! そ・れ・な・の・に!!!! ほんの数秒程度と言えども!!!! 蜘蛛の前で団長をしている最中に思い出してしまったって、その事実だけで美味しいんだよぉぉぉぉぉぉ細かすぎるけど萌えるんだよぉぉぉぉぉ!!!!!
って事ですよね。
クロロの脳内を占めている%も数%程度。しかも意図的に意識から弾き出しているから、脳内にあった時間はたった数秒。
甘さなんてどこ?なにそれ?って感じだし。囁きも触れ合いも視線の交差さえない……っていうかそもそも交流自体ない。だ・け・ど!!!たった数秒思い出したって事実だけで、萌えるんですよぉぉぉぉ//////ぶひぃぃぃ////////
………ふぅ。萌えが細かすぎますね。
「うん?ハンターハンター?あー、好きだったなぁ……あの盗賊の、クロロ、だっけ?好きだよ??」ってな人と偶然知り合って仲良くなったとしても、こんな細かすぎる萌えは口頭で伝え切れるわけないですし、だから人って創作してその何かを伝えようとするんでしょうねー……。
その部分までたどり着くまで長いし、創作するの面倒いですけど。
誰かに何かを伝えるには、それ相応のことをしないと伝わらないですよねー。 だからこそ、ですかね。こんな辺境のサイトの、こんな長くて読むのも疲れる話を時間を割いて追って下さっている皆さんとは、例え明確な言葉でのやり取りがなかったとしても、そういった細かすぎる萌えを、大なり小なり分かち合えているのかなー……なんて、一方的ながら思っています。
まあ、願望過多な思い込みですけどね。言葉がないと推測するしか方法がなくなっちゃうんですけど、どうせなら、ポジティブにってことで、そんな風に私は思っております!!!
あ、そうそう。数日前に、書き換えたんですけど。章タイトル追加しました。 ラストまであと三章。頑張りますー!!!
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