「………ここ、 どこ。」 ゆっくりと思い出す私。 そう、体育館で倒れて、ツッキーがツッキーの家に運んでくれて、んで私またその後意識飛んで ……、 ってか、なんか私握って ――――――……、 「 ―――――――!!?」 私の手の握っている先にあるのはツッキーの服で。 ツッキーはベッドに寄りかかるように寝ていた。 いやこれ、もしかしなくても私が離さなくて動けなかったとか、そういうオチじゃ……、 「――…… やば、寝てた …。 起きたの?―――ん、だいぶ熱下がったね。」 「ご、ごめ ……私もしかしなくても服掴んで離さなかったんじゃ……。」 「おかげでここで転寝する羽目になったよね。君が袖離さないから、腕痺れてるし。」 「うわぁぁぁぁごめぇぇんッ ……!!!!」 何てことしてるんだ私ーーー!!!!!! 穴があったら入りたいーーー!!!!!! ← → back 95/72 |