「………ここ、 どこ。」






ゆっくりと思い出す私。


そう、体育館で倒れて、ツッキーがツッキーの家に運んでくれて、んで私またその後意識飛んで ……、



ってか、なんか私握って ――――――……、






「  ―――――――!!?」






私の手の握っている先にあるのはツッキーの服で。

ツッキーはベッドに寄りかかるように寝ていた。
いやこれ、もしかしなくても私が離さなくて動けなかったとか、そういうオチじゃ……、






「――…… やば、寝てた …。  起きたの?―――ん、だいぶ熱下がったね。」


「ご、ごめ ……私もしかしなくても服掴んで離さなかったんじゃ……。」


「おかげでここで転寝する羽目になったよね。君が袖離さないから、腕痺れてるし。」


「うわぁぁぁぁごめぇぇんッ ……!!!!」






何てことしてるんだ私ーーー!!!!!!

穴があったら入りたいーーー!!!!!!




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