「じゃ、また明日。」
「はい、いつもありがとうございます。」
俺は詩織にキスをしてぽふりっと頭を撫でる。
「あーそうだ。寒くなってきてるから体調管理気を付けろよ?何かあったらすぐに連絡して。…ツッキーも心配してたから。」
「はい、そうならないように気を付けます!」
“絶対に言わないんですよそういうの。なんせ僕の妹なので。”
ツッキーがあの日電話で言ってた。
だから俺も気を付けてみなきゃいけないよな。 っていうか……。
「(セックスは普通にシて大丈夫なのか…)」
頭の中はいつだって青春真っただ中の黒尾君でした。
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