「大丈夫デスカ?てっちゃん。」 「いや……ごめん、まだその俺達こういう事2回目だったし……慎重にって思った、んだけど………。めちゃくちゃサカってしまいましたあああああああ!!!」 「! ……ねぇ、てっちゃん。」 詩織が、ふわりと寝ている俺を抱きしめてくる。 あぁ、いい匂い…この詩織の匂いって安心するし、落ち着くんだよなぁ…。 ―――じゃなくて!!!何事!!?? 「えっと…詩織サン・・・?」 「私、嫌…じゃないですよ ……?今は春高も近かったですし、その、こういうのはあんまりシない方がいいかなとは思ってましたが、逆にてっちゃんがストレスになるようなら、私は、大丈夫…なので!」 彼女にこんなことを言わせてしまった。 詩織の性格上、絶対恥ずかしい事だったはずなのに。 あああああ可愛いかよ、最強かよ!!!! ← → back 175/146 |