「よかったです、熱下がって。」 「おー一日中寝てたからなぁ…。部活午後休みでよかったぜ………。帰りは一人か?」 「あ、いえ。研磨さんが送ってくれました。」 「おーあの研磨がねぇ…育ってるねぇ。」 「これ、私と研磨さんからのお見舞い品です。あとでおばさんに渡すので食後にでも食べてください。」 「さんきゅー。」 ふっと俺は思い出す。 あの詩織の誕生日の日も、こうして俺の部屋で二人きりで…。 二人きりで ………… 「…てっちゃん?」 「いや……なんでもねぇ……////」 思い出したらちんこ勃ってきた!!!いてぇ!!!!!!!! 「では、長居してぶり返してしまうとあれですし、私も今日はお暇します。」 「お、おう!送ってけねぇけど、気を付けろよ。」 「はい!また明日部活で。」 「おう!また明日な!」 詩織は満面の笑みで部屋を出ていった。 俺は布団をかぶり、ベッドの上で悶える。 思い出すだけで胸が熱くなる。 しかも、誕生日には――――――………、 妄想だけで、数度ヌく羽目になった黒尾さんでした。 → ← → back 175/117 |