extra ※その場のノリにつきクオリティは度外視 ※ただの小話というかネタ帳です |
舟渡と呉 |
突然浮かんできた小話 「ねぇねぇ大地、なんか甘いこと言ってよぉー」 「意味が分からねぇ」 「甘えたい気分なの! こう、なんか胸がときめくような甘いこと言ってよ!」 「どら焼き」 「甘いけど、そうじゃない!!」 「マカロン」 「洋風にすればいいってもんじゃないし、大地マカロンなんて単語知ってたんだね、意外!」 「天津甘栗」 「いや、それは中華風ってつもりで言ってるの!?」 「ねぇねぇ大地、なんか武勇伝聞かせてよぉー」 「意味が分からねぇ」 「ヤンキー時代のヤンチャなエピソードあるでしょ! こう、なんか胸がわくわくするような武勇伝教えてよ!」 「朝起きたら妙に頭が痛くて」 「ほうほう」 「割れるように痛い、って感じで」 「ほうほう」 「おかしいと思いながら洗面所行ったら、マジで頭割れてた」 「えぇぇええ!??」 「前の日、ちょっとした喧嘩してて、大したことねぇと思ってたら割れてた」 「ダメなやつじゃん!!」 「よく見たら枕とか全部血まみれで」 「いや、大切なことは他にあるような気がするなぁ!?」 2019/01/14 |
堤くんと沢地さんと |
本編から数年後、二人とも成人済み 二人はお互い敬語のままですが、わりと仲のよい飲み友達です 「聞いてくださいよ堤さん」 「なんですか沢地さん。あ、唐揚げラスイチ食べますね」 「長年疑問だったんですけどね」 「何がですか? あ、グラス空ですけど何か飲みます?」 「ビールお代わりで。吉田くんって寝てる時、たまに万歳してるんですよ。こんな感じで」 「万歳してる沢地さんクソシュール……すいませーん、ビールとかち割りワインお願いします」 「いや俺のことはどうでもよくてですね。吉田くんがたまにこうやって腕を布団から出して寝てる時があって」 「吉田くん寝相悪いんですか?」 「いえ、わりと寝相はいい方なんですよ。それなのに時々両腕が布団から出てるから不思議だなぁて思ってたんですよ」 「赤ちゃんみたいですね」 「そうなんです!!!」 「うわ、急になんすか」 「堤さんは赤ちゃんって何で万歳して寝るか知ってますか?」 「知るわけないッス」 「体温調節とか色々あるらしいんですけど、一説によるとリラックスしてると万歳するらしいんですよ」 「なるほど、吉田くんは心からリラックスしてる時に赤ちゃんのように万歳して寝ると」 「だとしたら可愛すぎません?」 「いや、可愛くはないです。いい大人が赤ちゃんって」 「もう俺、ネットでその情報見た時、愛しさで気が狂いそうになったんですけど」 「現在進行形で気、狂ってるんとちゃいます? あ、かち割りワインこっちです。あとキャベツおかわりお願いします」 「もうそれが見たくて最近ちょっと寝不足なんですよね。夜中に起きなきゃいけないんで」 「もうなんか怖いです、そこまできたら」 「え、何がですか?」 「自覚ないし!」 「これ悪質なノロケや」と気づいた時の晴巳は食と酒に走ります。 2018/12/18 |
舟渡VS女児 |
十周年記念企画の舟呉(これ)の続きのようなもの ※呉・舟渡(27歳)、七瀬(7歳) ※七瀬は本編未登場の呉の腹違いの妹です 「大地お兄ちゃん」 「やめろその言い方、お前に言われんのものすげぇ落ちつかねぇ」 「俺も髪の毛結んでほしいです! そんなこと一回もしてもらったことありません!」 「……マジで何言ってんだお前」 「あと、ニンジンをお花の形に切ってもらいたいです!」 「さすがにそんなことしなくても、もうニンジンぐらい食べれんだろお前……」 「オムライスに旗も立てて欲しいです!」 「…………7歳の子どもに妬くなよ………」 「はぁ!? 妬くに決まってるんですけど!? 俺は一度もしてもらったことないのに、余所の女にするとか立派な浮気なんですけど!!??」 「いやキレすぎだろ……こえーよ」 「……グスッ」 「な、泣くほどのことか……? 分かったから、ニンジン、花でも星でも切ってやっから」 「旗も……」 「好きな国選べよ……なるべく描きやすいのでな」 「……髪も……」 「もうちょっと伸びたらな。さすがに今はくくれねーよ、その長さ」 「じゃあ、伸ばす……」 アラサーの舟渡の嫉妬は十代の頃より面倒くさいし、呉は流されやすくなってる。 2018/11/01 |
好物について |
ふと思い浮かんだ呉越同舟キャラの好き嫌いについて 呉→好き嫌いはほとんどない。「肉焼いたやつ」とか「魚煮たやつ」とか分かりやすくて手が込みすぎてない料理の方が好き。こじゃれすぎた調味料はなんとなく避けるが、食べてみたら美味しいってことも多い。そのうち自分が料理するときにも使うようになる。意外と研究熱心かもしれない。甘いものは大好きってほどじゃないけど、普通には食べる。どちらかというと和菓子派。 越川→そんなに好き嫌いはない。サザエとか見た目が怖いのは苦手。目を逸らしながら食べる。どちらかというと洋食の方が好き。ご飯かパンならパン派。パスタはスプーンとフォーク両方使う派。甘いもの大好きだし、しょっぱいのも好き。量は食べれないけど、食べるのは大好き。ケーキ屋さんの前ですごく悩むタイプ。 同木→味の濃いもの、脂っぽいもの、辛いもの、酸っぱいもの、など苦手が多い。ラーメンはあっさり塩しか認めない。ジャンクフードは苦手ってほどじゃないけど、ほとんど食べない。あんまり食自体に関心がない。でも手作り弁当とかには弱い。甘いものはあんまり好きじゃない。みたらし団子ぐらいの甘さがほどよい。 舟渡→幼子レベルの偏食っぷり。本人自覚あり。嫌いな食べ物聞かれたらとりあえず「ピーマン!」て答える。フォーマルな場では完璧なテーブルマナーで残さず食べるが、気心知れた人の前では我儘王子と化す。最近は呉に餌付けされ、だんだんマシになってきている。甘いものはわりと好き。見た目が派手なクレープとか好きだけど途中で要らなくなって人にパスする。和菓子とか抹茶系は好きじゃない。 2017/10/13 |
服装について |
そういや本編であんまり描写してなかった呉越同舟キャラの制服着こなしについて 呉→夏場はシャツ一枚、冬場は上に黒カーディガン。寒くてもほぼブレザー着ない。似合わないの密かに気にしてたりする。ネクタイもほぼしない。ズボンは意外とそんなに下げない。鞄は持ってこない時の方が多い。ポケットに財布と携帯だけ。置き勉どころの騒ぎじゃない。靴は意外とローファー派。 越川→夏場はシャツにベスト、冬場はブレザーの中にベージュのカーディガン。鞄は姉に誕生日にプレゼントしてもらったかわいいリュック(実は女物なのに気づいてない)。隙あらば姉が色々コーディネートしてくるので無駄にオシャレ。ネクタイも指定じゃないの時々してる。靴はハイカットスニーカー派。 同木→夏場でもブレザー、冬場はブレザーの上にグレイのダッフルコート。かなりの寒がり。鞄は機能性重視のリュック。生徒手帳の規定通りの着こなし。第一ボタンとネクタイのきっちり加減がすごい。だらしないのは嫌い。靴はローファー派。 舟渡→夏場はシャツに薄手のカーディガン(ブランド物)、冬場はブレザーの中にパーカー着たりカーディガン着たり(ブランド物)。鞄はいかにもなスクールバッグ(ブランド物)。全体的にゆるい着こなしながら持ち前の顔面偏差値の高さでやたらオシャレ感が漂う。 靴は気分で色々(いずれにせよブランド物)。 多分一番オシャレに見えるのは越川。舟渡のは一般人には普通に見えるけど実はかなりのハイブランド品で固まってる。呉と同木は性格が服装に表れてる感がすごい。 2016/04/14 |
一真と晴巳の小話 |
※もしかしたら本編で既出かもしれない 「今更だけど、一真の部屋にコタツあるのってなんか意外」 「意外?」 「なんというか、部屋の雰囲気に合ってないっていうか、インテリア重視っぽいこの部屋には浮いてる気がする」 「……変か?」 「いや、俺はコタツ賛成派だからむしろミスマッチなのが醍醐味だと思うけど」 「…………けど?」 「一真とコタツが結び付かない感じはする。一真寒がりな方じゃなくね?」 「……晴巳が」 「俺が?」 「寒がりだろ」 「オレが、サムガリだから、コタツ?」 「すげぇカタコトなってんぞ」 「え、なに、わざわざ買ったの?」 「わざわざっていうか……」 「ていうか?」 「あ、湯沸いたから珈琲淹れてくる」 「なにそのごまかし」 だいたい浮かれてる一真氏 2015/10/27 |
吉田くんはお化けがこわい |
ある日の吉田くんと堤くん 「吉田くんさぁ、夜遅くに鬼電かけてくるのやめてくれない?」 「だって……! だって……!」 「ホラー番組はもう見ないようにしなよ」 「だって、番組予告だけ見たらもっと怖いんだもん」 「かわいこぶりやがって」 「もう! そういうんじゃないって!」 「だいたい何で俺に電話かけてくんの? 沢地さんにかければいいじゃん」 「恥ずかしいだろ!? こんな年になってお化けにビビってたら!」 「大丈夫だって。あの人わりとそういうベタなの好きそうだから」 「なんの話?」 2015/07/29 |
越川くんと同木くん |
「越川ってさ、コンタクトにしたよね」 「はい。最近は学校では殆どコンタクトですよ」 「……最初って痛い?」 「痛くはなかったんですけど……」 「けど?」 「眼科で初めてのコンタクトの診察のとき、お姉さんに結構力業で捩じ込まれたのがわりと怖かったです……」 「え、なにそれ怖い」 「視力を計った後、お試しレンズを最初は自分で入れてみてって言われたんですけど、そんなの出来ないじゃないですか」 「うん、無理」 「それでモタモタしてたらお姉さんが『ちょっとシツレーしますよー』ってレンズを……レンズを……」 「捩じ込まれたの?」 「ものの一秒で捩じ込まれました……。プロの技なので痛くはなかったんですよ? でも、でも……」 「……やっぱコンタクトは止めとこっと……」 もしかしたら本編でちゃんと書いてなかったかもですが、越川は高校デビューで眼鏡からコンタクトレンズにチェンジしてます。 そして同木はコンタクトレンズに淡い憧れを抱いていますが恐怖に勝てず今日まで来ました。 2015/07/13 |
呉越同舟キャラのモテ方比較 |
※not小説。テーマは「女の子にモテるかどうか」です。 呉→告白してくるのは下駄箱に恋文を忍ばせる古風なタイプの子か、絵に描いたようなギャルのどっちか。外見と言動がわりとテンプレヤンキーなのでそういうのが好みの人にはたまらないのかもしれない。 越川→クラスの密かなマスコット(本人は知らない)で、性別問わず愛でられているがやっぱりマスコット止まり。稀にちょっかいかける猛者がいるが、残念ながら越川のコミュ力不足でフラグは今のところ成立なし。 同木→歪んだタイプにやたら目をつけられる。多分相手は男ばっかり。うっすら自覚があるので大事になる前に回避しているが、年齢が上がるにつれ危なくなってきている(かもしれない)。 舟渡→老若男女プロアマ隔てなくモテる。容姿のことだけでなく実家のこともあり、取り入ろうとする人も多い。告白してくるのは自分に自信のあるタイプが多いので、面倒なことになったりならなかったり。 2015/07/11 |
堤くんと吉田くん |
「ねぇ堤くんや」 「なんだい吉田くんや」 「これは俺が参考にするとか、そういうわけじゃないんだけど」 「前置きが長い」 「いやさ、あの」 「なに、もじもじしちゃって」 「き、聞きたいことがあって!」 「だから何?」 「あ、あのね、堤くんは初デートってどこに行った?」 「……動物園」 「ま、マジでぇえ!?」 「いやあれはノーカウントになるかな……なるな。やっぱホームセンター……でもないな、映画のときもまだ付き合ってないし……」 「(すごい複雑な顔してる)」 「あれだ、病院」 「えっ? 初デートで?」 「……初デートで」 「何したの、そのとき」 「リンゴ剥いた」 「りんご……」 「ウサギ型に」 「うさぎりんご……」 「何か文句ある?」 「いえ、何もございません」 2015/07/08 |
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