travel-19
「よおっ!!白ひげ!!久しいなぁ!!」
「何しに来やがった。鼻っ垂れがぁ!!」
「友人に会いに来ただけだ!!会わせてもらえないか!!」
「友人?」
「なんだ、白ひげ!!横取りした挙げ句しらをきるつもりか?」
「あー、マルコ起こしてこい。鼻っ垂れが呼んでるとなぁ」
「おぉ!!会わせてくれるか!!悪いなっ!!」
「はぁ、わかったよい」
船内へマルコが向かおうとすると。
『シャンクスっ!?』
マルコの目の前を走り抜ける人影に慌てて振り替えると。
「ルカー!!」
シャンクスに飛び付くルカの姿だった。
「賞金額があがって以来、お前の情報が途絶えちまって、心配してたんだ!!」
『あ、そうか!!あれ以来ほとんど騒ぎも起こしてなかったから!!』
「初頭手配からずっとお前が名をあげる度に宴して祝ってたんだ!!そしたら、久しぶりにお前の名が新聞に乗ったと思ったら、白ひげの船に乗っててよー、ずりーよー。俺がどれだけ誘っても断ってたくせに…」
『あはは…ごめんて!!話しとけばよかったね』
「あーーーーっ!!てめぇ!!赤髪っ!!いつまでルカとくっついてんだよっ!!」
「おぉ、4番隊隊長のサッチか!!お前の飯うめーんだろ!!つまみ作ってこいよ!!宴だ、宴!!」
「んで、俺がっ!!『いーねー!!久しぶりにのもー!!サッチさん、お願いします!!』あーー…」
「サッチ、準備してやれ。鼻っ垂れもそのつもりで酒をたらふく運び込んでやがる…」
「親父、ってはぁっ!?ホントだ…勝手に酒のせてやがる…」
「サッチ…あいつらはどうにか遠ざけとくからよい。宴の用意頼むよい…」
「だぁーっ!!わぁったよ!!」
『じゃあ、シャンクス宴の用意出来るまで船に行ってもいい!?皆にも会いたいっ!!』
「「はぁっ!?」」
「まぁ、いいじゃねぇか。ルカも嬉そうだ。おい、赤髪娘を少しだけ貸してやらぁ、丁重に扱えよ」
『親父さん!!大丈夫だよ!!あたしとシャンクスは友達だもん!!』
「なんなら嫁でも…」
発しようとすると、マルコの蹴りで遮られた。
「おいおい、マルコ危ないじゃねぇか」
「おめぇみたいな、酒びたりにルカはやれねぇよい」
『何やってんの?遊んでないで、早くおいでよ!!シャンクスー!!』
「あぁ、すぐ行く。それじゃあ、またあとでな」
「なんだ…すげえー負けた気がするよい」
再会
(会いにきてくれるなんて、思ってなかったから!!すごくうれしい♪)
(白ひげの船にいるなら、場所はすぐわかるからな!!)
(みーんなー!!久しぶり!!)
(うおー!!久しぶりだな!!)
(元気にしてたか?)
(にしても、包帯だらけじゃねぇか。大丈夫なのか?)
(あー、青雉に痛め付けられたからね…思い出すだけで悔しいっ!!)
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