ジャンルごちゃまぜ注意。
腐向けカプ混在注意。
パラレル・女体化なんでもあり。
生暖かい優しい目でどうぞよろしくお願いします。






2010/07/18 21:10

柔らかな陽射しを浴びて星色に染まっている君の髪が美しくて、僕は思わず手を伸ばす。
不意の行為にも動じずに笑う君が可愛くて、僕も笑う。

カルシファーもマルクルも荒地の魔女もヒンも、今はいない。
二人きりの空間は家族でいる時とあまり変わらない。

ソフィが僕の肩に頭を寄せる。
前言撤回。
二人きりの時は、いつもよりソフィが僕に甘えて来てくれるから、嬉しい。

「ハウル」

僕を呼ぶ君の声に幸せを感じるから、僕はいつだって君に夢中なんだよ、ソフィ?



私のジャスティス!
それにしても文章に違和感を感じずにはいられない…
《映画版ハウルよりハウソフィ》







2010/07/18 08:31

臨也さん。
臨也さん。臨也さん。
臨也さん。臨也さん。臨也さん。
臨也さん。臨也さん。臨也さん。臨也さん。
臨也さん。臨也さん。臨也さん。臨也さん。臨也さん。

臨也さん。

だだ名前を呼び続ける少年に、俺は返す言葉が見付からない。
この子が何をしたいのかが分からない。
俺に分からない事があるなんて、とっても気持ち悪いね。

だから知りたいんだ。

知って、知って、知り尽くして、思い通りに操って、ポイっと捨てる。

「帝人君」

そして俺は彼に溺れる。



臨→←帝







2010/07/18 08:16

アイツの身体はあんなに細く弱そうな物だっただろうか。
アイツの姿はあんなに赤く染まった物だっただろうか。
アイツの瞳はあんなに輝きを失う物だっただろうか。
アイツの声はあんなに届かぬ物だっただろうか。

アイツはアイツはアイツはアイツは、いつも俺を見ていてくれたのではなかったのか。

誰よりも熱く人を思い、俺の常識を撃ち破り、誰かを変える力を持ったアイツ。
遠くに行ってしまったら、どうしよう。
俺は俺は、アイツが好きなんだ。

生きていてくれ、生きろ、生きろ、生きろ!
君がいないと俺はもう駄目なんだ。



オリジナルは楽しいね!







2010/07/15 21:38

彼女はいつだって円堂を見ていたから。
そんな彼女を俺は好きになったのだと思っていた。

「豪炎寺は円堂をよく見ているな」
「何言ってんだよ、豪炎寺がよく見てるのはお前だろ?」

ニカッと笑う円堂の姿に驚きを隠せない。
俺が彼女を見る時は、彼女は決まって円堂の方を見ているではないか。

「………分からないな」

思わず呟いた声の疑問に返す人は誰もいなかった。



片思い両思いは美味しいね、な鬼→←豪♀







2010/07/14 15:19

生暖かい風が吹いている。
この時期の日本は酷く暑くて、じめじめとしていて、過ごしにくい。
少し前まで明るい水色が雲の切れ間に広がっていたのに、今は真っ黒な雲ばかりだ。

「一雨来るかもしれないな」

そう呟くも返事を返す者はいない。タクシーだって捕まらない。アンラッキーだ。

おまけに雨まで降り出した。
菊の家まで走るには長すぎて歩くには遠すぎる。
とりあえず、何かの店の軒下で雨宿りをするが、いつまでたっても雨が止む気配はない。

「ついてねぇなぁ」
「遅くなりまして、すみませんアーサーさん」

その声を聞いた瞬間、俺の天気は晴れ渡った気分がした。



本田さん大好きなアーサーさん。






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