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大和田紋土
2015/05/03 23:21
(物静かな図書館の中を、自分と相手の呼吸音と、相手が本を捲る時の乾いた音のみが響いていて。腕の中に相手を捕らえている安心感からか、自分では無く本に集中している状況に怒るでもなく、眼下の旋毛を観察したり、頭に顔を寄せスンと鼻を鳴らして臭いを嗅いだりと、此方は此方で楽しんでいたのだが、不意に伸びた手が自分のリーゼントに触れてくるのには、最初こそ驚いたものの、崩そうとするので無ければ、兄弟になら良いとばかりに抵抗する事なく好きに触らせて)
…ん?なんだ、もう読み終わったか?(本を閉じる音が耳に届くのと同時に、声を掛けられたならば、相手の肩に顎を乗せるようにして顔を覗き込み、漸く構って貰えると嬉しそうに目を細めて笑い)


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石丸清多夏
2015/05/03 23:08
(回される手にはほぼ慣れっこのためあまり気に留めず静かな雰囲気を楽しみながらも何と無く触りたくなったのか時折手を相手のリーゼントの先端へと伸ばしてニコニコして)
……兄弟、(読み終わりはしなかったのだが少々相手を放置しすぎたかもしれないと思い転換部前で相手にも分かるよう本を閉じる音を大きくして声をかけて)


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大和田紋土
2015/05/03 22:50

(驚いたような声こそあげるものの、暴れる事なく素直に膝の上へと腰を降ろした相手に多少は満足したらしく、両腕を相手の腹部に回せば、此方に構わず本を読む相手の後頭部を自分の胸元に寄り掛からせるような体勢で落ち着いて)
危なくねーよ、オレが兄弟を怪我させるようなヘマする訳ゃねーだろ?別に椅子に座っても良かったんだが、そこまで運んでる間に暴れられたら面倒だからな(呆れたような溜息を吐く相手と反して、此方は悪びれた様子も無くニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら言えば、「読み終わったら声掛けろよ」とか言い残し、瞳を閉じて相手の体温を堪能しようと)


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石丸清多夏
2015/05/03 22:41
う、わっ…!(突然自分の体に触れ、カッと顔を赤くするも次の行動で危うくバランスを崩しそうになり声をあげたものの相手の思惑通り相手の膝の上に尻をついて)
兄弟!危ないではないか、それに床に座るなど…体育ではないのだぞ?(最初の一言こそ怒気が孕み声を荒げたもののすぐに落ち着いてはぁと溜息を落としながらもそのままの体制で本のページをめくって)


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大和田紋土
2015/05/03 22:26
(本に囲まれているのが落ち着かないのだろうと指摘されれば、ズバリその通り故に否定出来る筈もなく、面白くなさそうに唇尖らせ拗ねた表情浮かべて。場所を移すかとの提案は、どうやら相手には自分一人だけと捉えられたのか、動く素振りなく再び本を開かれてしまい、この暴走族は益々機嫌を損ねるばかりで)
…そーかよ、ンじゃ勝手にさせて貰うぜ?(普段と違い静かな雰囲気なのは、図書館では大声を出して騒いではいけない、との認識が風紀委員である相手に根づいてるからなのだろうが、此方にはそんな常識が備わってる筈もなく、不意をついて後ろから相手を抱きすくめれば、そのまま床に腰を降ろして胡坐座りをし、膝の上に相手を座らせる状態に持ち込もうと)


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