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<font color="#e6b422">(物静かな図書館の中を、自分と相手の呼吸音と、相手が本を捲る時の乾いた音のみが響いていて。腕の中に相手を捕らえている安心感からか、自分では無く本に集中している状況に怒るでもなく、眼下の旋毛を観察したり、頭に顔を寄せスンと鼻を鳴らして臭いを嗅いだりと、此方は此方で楽しんでいたのだが、不意に伸びた手が自分のリーゼントに触れてくるのには、最初こそ驚いたものの、崩そうとするので無ければ、兄弟になら良いとばかりに抵抗する事なく好きに触らせて) …ん?なんだ、もう読み終わったか?(本を閉じる音が耳に届くのと同時に、声を掛けられたならば、相手の肩に顎を乗せるようにして顔を覗き込み、漸く構って貰えると嬉しそうに目を細めて笑い)</font>
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