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大和田紋土
2015/04/05 23:01
(控えめに出てきた相手の舌を強引に絡めとって、自らの口腔内に招き入れて、時折柔らかく歯を立てたりと堪能していれば、瞳を閉じる相手とは反して、シッカリと相手の表情を見詰めていたのもあって、段々と積極的になる相手の様子もシッカリと瞳の中に収めていて。漏れ聞こえる喘ぎ声に煽られたのか、揺れる腰に片手を回し官能煽るように撫で回し、いっそ押し倒してしまおうかとの考えが頭に過ぎり、唇を合わせたまま体重を相手の方にかけた、その瞬間―――)
ッだァ!?つめてー……あー、そーいや此処、海だったんだよな……クッソ、格好悪ぃ(キスに夢中で油断していた事もあって、思い切り砂に足を取られてしまい、ズルリと前のめりに倒れそうになり―――咄嗟に唇を離し、直前で身体をひねったので、相手を巻き込まずには済んだが、波打ち際の砂場に膝を着いた暴走族は、当然ながら砂と海水まみれになってしまって、折角良い雰囲気だったのに、情けない姿を相手に見せてしまったと、ゲンナリとした様子で肩を落とし)


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石田
2015/04/05 22:39
そうか、よ。ふ、んっ…(唇を離そうとした途端引き寄せられれば少しだけ少しだけと頭の中で考えてはいたもののやはり快楽の方が勝って主人格同様キスは上手くないようでおずおずと舌を出しては引っ込めて)ん、っは…あ、だっめ、んっ(目こそ閉じているもののビクと腰を揺らして全部こいつが悪いんだと目の前の男のせいにしようと積極的な姿勢をとって)…ふぁ

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大和田紋土
2015/04/05 22:28
(涙を拭った後だというのに、際限無く啜り泣く相手の様子を間近で見れば、確かに子供のようだとの印象受けるも、まるで陽炎のように目の端から昇り立つ焔が大きくなり揺らめくのには、綺麗だと思わず見惚れ)
はは…ンな心配しなくても、オメーには壊させねーよ…もし清多夏が壊れるよう事があるとすんなら、それはオレがやる。他の誰にも手出しはさせねぇ………恋人とキスして怒られる謂れは無ェな
(クスクスと喉奥で笑いながら不穏な言葉を吐くものの、漸く待ち望んでいた唇が与えられれば、逃がさないとばかりに相手の後頭部に片手を回して引き寄せ、角度を変えて口付けを深いものにしようと)


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石田
2015/04/05 21:55
(ひっく、えぐと啜り泣いていたがふいに顔に手が来るのが分かれば手をだらりと下げてうん、うんと相手の言葉を聞いて。視線が合えばボボっと目の焔が大きくなるのを感じて)ダメなんだ…ぼ、俺が清多夏を壊したら…それに、俺と…その、したら…記憶が共有されてないとはいえ怒られちまう…(それでも頑に拒むものの少しくらいつまみ食いしても、と脳内で渦巻くのは果たしてどちらの思考なのか。触れるだけ、軽くだからと自分に言い聞かせて唇を寄せて)

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大和田紋土
2015/04/05 21:46
なるほど、オメーの方は一方的に知ってるんだな……っ、ん、ンなもん…聞かなくても見てりゃ分かるっつーの!そもそも、嫌なら直接言うだろ、アイツなら(相手からの説明受ければ納得した様子で頷いていたが、聞きたくないかと言われた事には、本音を言えば物凄く気になる部分ではあるものの、実際に聞いて駄目出しなんぞされようもんなら、きっと立ち直れない。少なくとも抵抗はされていないのだから…と、視線を泳がせながらも都合の良い解釈をしていたが、寄せた唇が触れるか触れないかといった所で突き放されてしまえば、不満を露にした拗ねた面持ちで相手を睨みつけるも、予想外に泣きそうな顔をしているのに其処で気付けば、大きく目を剥いて)…だったらオレも言わせて貰うが、オレにしてみりゃ、オメーは石丸の一部なんだから、石丸と同じように扱って何が悪ぃんだっつー話なんだよ…つーか、半分がオレだっつーなら、オレがどんだけ石丸に惚れてんのかも、煽られて我慢できなくなんのも、分かんだろ?(相手を泣かせたい訳では無く、本気で嫌がるならば、無理強いするつもりは無いが、顔を上げた相手の表情は、どう見たって熱を孕んでいるもので。ソッと片手を伸ばし、相手の目元に溜まる涙を指先で拭いながら、落ち着いた声音で宥めるように言えば、その拭った涙を自分の指ごと舐め取ってから、もう一度顔を寄せて…今度は、唇が触れる寸前で止まれば、ジッと相手の瞳を見詰めながら、口の端を吊り上げて笑い)止まらなくても良いじゃねーか、もっと求めろよ……石丸でも、オレでも、「シたい」事は、一緒なんじゃねーのか?

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