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書き掛け多数
今後再利用したりしなかったり

跡ジロ
その他


跡部とジロー

「跡部跡部!最初はグー、じゃんけんぽん!」
「…………お前弱いな」
「あっれ、急にじゃんけんした場合パー出しとけば負けないって教わったんだけど」
「誰にだよ」
「忍足。意味分かんねぇ理屈も添えて」
「生憎だったな」
「じゃあもう一回。最初はグー、じゃんけんぽん」
「あっち向いてホイ」
「うおっ!急に!?」
「お前弱いな」
「今のなし!今のはズルいから無効ね。はい最初はグー、じゃんけんぽん」
「あっち向いてホイ」
「ういっ!……ごめん、タンマ、コツ教えて」
「お前弱いな……」



鳳と宍戸と忍足

「長太郎、ジュース買ってこい」
「はい」
「ああ、あとカツサンドも食いたい」
「はいっ」
「今日熱いからジュース三本な」
「はいっ!」
「金は後払いで」
「はいっ!!」
「お前命令されればされるほど嬉々とすんなよ……」
「はい!じゃあ行ってきますね!」
「……はぁ」
「なん、鳳おつかいか」
「あ、忍足先輩」
「じゃあ俺の分のパンも買ってきてや」
「え……」
「うわ、あからさまに顔が曇りよったでこの子」
「あの………………じゃあお金を」
「なんやねんその渋り具合。お前飼い主にだけ従順な犬そのものやないか!」



岳人と日吉

「違うだろーが!そこはお前もっとこうだよ!こう!」
「こうとかじゃなくてもっと具体的に指導してください、向日さん」
「分かるだろ!普通こういきゃスイ〜ッと行く筈なんだよ」
「だから分かりませんって……水泳っていうのはひとつひとつの動作にきちんとした理屈があるんですからそれを踏まえてどのように腕を動かして水を掻くのか、何故進むのかなどのきちんとした理解がないと到底泳げるようになんて……」
「だあああ!うっせぇな!現に俺は泳げてるだろうが!理屈云々なんかどうでも良いからとっとと体で覚えろヒヨッコめ!」

泳げるけど泳ぎが下手くそな日吉




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