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2

「ひぁぁ゛、も゛っ、や、めぇ―――――!!ア、ア…ぃ、ヒィ…!!」


ぐちゅっ、ぐっちゅぐっちゅ


一回目の空イキからどれくらいの時間が経ったのだろうか。草壁ちゃんはアナルとペニスをずっと弄り、俺は何回目かもわからないほどの空イキを味わわされていた。
目の前がチカチカしてもう焦点が合わない。体は痙攣が止まらず、口は開きっぱなしで涎が口の端からダラダラと流れている。


「も゛、…っねが…、イキ、たぃぃ゛…」


涙と涎でぐしゃぐしゃになったうつろな顔で幾度目かの懇願をすると、草壁ちゃんはようやく俺のペニスから口を離し顔をあげた。
そして、パチンとリングを外す。

「もうしっかり覚えました?」

草壁ちゃんの問いかけに、何度もこくこくと頷く。

「じゃあ、最後のレッスンですよ。今からアナルにおちんちん挿れたげるから、頑張ってリングがないまま空イキすること。空イキできたら、好きなだけイかせてあげる。…空イキせずにイっちゃったら、また最初からね。」

草壁ちゃんの言葉に真っ青になる。
そんな。散々焦らされたこの状態で、制限なしに自分で空イキなんてできるはずがない。挿れられただけで多分イってしまうだろう。


また、最初からなんて、絶対に嫌だ。あんなことを繰り返されでもしたら、気が狂うかもしれない。

恐怖のあまり俺は涙をこぼしながら、首を振り自由にならない体を必死に捩り逃げようとした。

「いや、いや、草壁ちゃん、許して…!」

だが俺の抵抗なんてあってないものに等しく、草壁ちゃんにがしりと腰を掴まれ、アナルに草壁ちゃん自身が押し当てられた。

「…ふふ、がんばれ。上村センパイ。」
「…〜〜―――――ッッ、ヒ、いぁあああぁあア゛ア゛!!!!」


びゅ、びゅくびゅくびゅくっ!


草壁ちゃんに熱い楔を打ち込まれると同時に、やはり俺は簡単にイってしまった。我慢させられていたため、長く長く射精が続く。俺は訪れた絶頂に全身をぶるぶると震わせ、声にならない声を発した。

「あ〜あ、イっちゃったね…。…?」

勝手に射精した俺を咎めようとした草壁ちゃんが、射精後の俺の変化に気がついた。焦点の合わない目を見開き、体が更に大きく跳ねる。


「いやぁ、あ…は!と、まんな…!イくっ、あはっ、あ…、あ、あ、あ゛…!!
あ―――――…、あぁ――――………」


出し切ったはずのペニスが、ビクンビクンと勝手に震えた。


「…ふふ、イった後にそのままドライしちゃったんだ。かわいい。じゃあ許したげる。ご褒美ね。」
「ひ、いやぁ、やああああ!!!」


満足げに笑った草壁ちゃんは、それから泣き叫ぶ俺を今度は出す液が透明になるまでイかせ続けた。


こうして地獄のレッスンは終了し、『空イキ』をマスターした俺はそれからのプレイで草壁ちゃんに散々泣かされることとなる。


end

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