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6

「ン…、ふ…。ぁん、ん…っ」

触れるだけだった口びるを、ゆっくりと深くしていく。
舌を吸い上げ、ねとりと絡ませると幸人様はぶるりと体を震わせた。
閉じていた眼を細くして口づける幸人様をそっと盗み見る。
目を閉じて、真っ赤になって必死に俺の口づけに応える幸人様がかわいくて、愛しくて。
ずっと永遠に触れていたいと思った。

「ん…!」

口づけながら、服の裾からそっと手をしのばせる。
するするとわき腹をなぞりあげ、胸の粒をきゅ、と摘まんでやると幸人様はびくん、と体を跳ねさせた。

「あ、あん、あ…」

くりくりと摘まみあげながら、頬や首筋にキスを落とす。
片方だけだった手をもう片方も忍ばせ、両の乳首を摘まんでやった。

「や、やん、あ、あ、」

指先でつまんで軽くこねるたび、ぴくぴくと体を震わせる。
そのままゆっくりと押し倒し上に乗り上げて体を密着させると、幸人様の股間が緩く勃ち上がっているのがわかった。

「さっき、途中でしたからね。
今度はきちんと最後までしてあげます。
ここ、好きでしょう?」
「やぁ…!」

きゅ、と両方の乳首を強めに摘まむと、
びくん!と大きく体が跳ねた。
摘まみあげたまま、
こりこりと指の腹で紙縒りを拠るように愛撫する。

「ひ、ひぅん、…やっ、あ、あん…」

真っ赤な顔で快感から逃げようといやいやと頭を振りながら体をよじる。その仕草が、あまりにも卑猥で。
思わずごくりと喉を鳴らした。

「も、やだ、…っ、乳首、や…」

しつこく乳首を責めていると、幸人様がぽろぽろと涙を流した。

「ああ、すみません。痛いですか?」

弄りすぎて真っ赤になった乳首を指の腹ですりすりと撫でる。

「ん、やん、じ、んじん、する…。
ひっく、…むずむずする、から、も、やだ…」


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