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9999ヒット・その2、津田屋様リクエストの『何を言っても爽やかな発言の美形×意外に突っ込み力のある平凡』です。

頑張ります!
ではどうぞ♪

―――――――――――

「あー、ちんぽ突っ込みてえ」
「どこに!?」

いきなり下品な発言をぶっ放したのは、八田康成(はった やすなり)。
学園1の親衛隊を持つ学園1のイケメンだ。
対して即突っ込んだのは松田健介(まつだ けんすけ)。イケメン八田のクラスメート。
至って平凡な普通の男子学生。


「お前のケツに」
「俺のケツはちんぽは進入禁止だ!」
「じゃあ何ならいいんだ!」
「いいもんなんかあるわけねえだろ!強いて言うならイチジク浣腸くらいだ!」
「俺のせーえきなら同じ効果が…」
「だまらっしゃい歩く放送禁止用語が!!」


の、はずだった。
過去形なのはひとえに八田康成、このイケメンとの出会いのせいである。
八田とは高校で知り合った。八田は入学時にはすでに大規模な親衛隊を持ち、学園で絶大な人気を誇っていた。
その容姿に加え明晰な頭脳、そしてクールで寡黙で周りからは一歩引かれて、崇拝対象になっていた。


ところがだ。


健介と、初めて同じクラスになり会ったとき。
八田は健介を見た瞬間



『お前顔射したら似合いそうなエロ顔してるな!』



とのたまったのである。

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