×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




6

…あ、そうか。大学行っても遊びましょー、って話か。

「そうだな、なかなか時間合わなくなるだろうけど暇なときは連絡くれよ」

「じゃなくて〜…」

あいつはなんだかモジモジ?ソワソワしてる。
じゃなくてなんなんだ。考えがさっぱり読めなくて眉間にしわが寄る。


「オレね、料理全くだめじゃん?」

「ああ、しかも朝も弱いな」

そういや毎朝起こしに行ったっけ。
そんなんで一人暮らし大丈夫なのか?

いや、こいつの事だからすぐに友達もたくさんできる。それに、かわいい彼女ができるだろう。
なんせ女がほっとかないんだから。


俺もお役ごめんだな、なんてちょっと遠い目をしてると、あいつが覚悟を決めたような目をしてこっちを見た。


「ルームシェアしませんか?って、話。」

[ 6/283 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]
トップへ戻る