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伝える気なんて、さらさらない。
自分がどうなのか、なんて自分が一番知っている。
あいつはものすごく人気者なので。
普通にすごくモテた、それは女にも男にも。
なぜか誰ともつき合ったことはないみたいだったけど。
ただ俺は、幼なじみと言う特権で、この日常さえあればいいと思っていた。
毎日、二人で放課後。他愛のない話。
そんな日常も、後一週間で終わりを迎える。
「…一週間か」
思わず、ぽつりとつぶやいた。
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[mokuji]
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