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陸斗は一度だけの突き上げで、そのまま動かない。
熱い。じんじんする。
高雅のアナルは無意識に陸斗をきゅうきゅうと締め付けた。
「あ…、あ…、りくと、これっ、おかし…!」
「どうしました?つらいですか?」
陸斗は高雅を抱きしめ優しく髪をとく。
「ちがっ、ちがぁの…!おく、奥にっ、ごりごりって…きゃんっ!!」
高雅が言い終わる前に、陸斗は腰を押し付けてやる。
「ああ、一番奥に当たりますか?そこが好きなんですね?じゃあそこをいじめてあげましょうか。」
ズン、ズン、ズン!グリグリ…
「にゃああ、ぃにゃあああ!おくっ、奥、あたるう!やああああ!」
ごりごりと奥を抉るように腰を回され、与えられる強烈な快感から逃れるすべなく高雅はぽろぽろと涙をこぼし首を振った。
陸斗はそんな高雅にお構いなしに、更に快楽を与えるべく深く深くアナルを穿つ。
「とけちゃう、おれ、とけちゃうよぅ!!おしり、とろとろになっちゃうう!!あっ、あっ、あっ!!!」
陸斗にぎゅうぎゅうとしがみつき、はくはくと呼吸を繰り返す高雅に陸斗はにこりと微笑んだ。
「いいですよ。ご褒美ですから、とろとろにしてあげます。
…………高雅、愛してます」
「ふにゃあああ…」
陸斗が甘く甘く囁き、ペニスを奥に押し付けた瞬間。
高雅はぶるぶると小刻みに痙攣し、ぴんと足を伸ばし絶頂に達し。
「りくとぉ…すきぃ…」
とろんと快楽にとろけた顔でそう言うと、かくりと気を失った。
end
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