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6

吉岡は、恍惚として白濁を吐き出し終わった高雅のペニスを舐めていた。

「――――下がりなさい」

陸斗が、そんな吉岡に低く言い放つ。吉岡はびくりと体を硬直させ、ゆっくりと高雅のペニスから口を離し、未練がましく陸斗に懇願するような眼差しを向ける。

陸斗は吉岡を一瞥し、高雅をそのまま前のめりにソファに倒し腰を高く上げさせる。


「ふあぁ…」


ゆっくりと高雅の背中に覆い被さり、ペニスを深く埋めていく。今度は先ほどと違い、ゆっくりとしたピストンを繰り返す。


「ん…、ん、ンっ、はあ、はあぁ、あ、あ、」


緩やかに与えられる快楽に高雅はまたぶるぶると体を震わせた。


「高雅…、高雅…。」


優しく、優しく耳元で名を呼びながらピストンを繰り返す。


「ひゃ…ん、りくと…、あ、イくぅ…」


荒々しい快楽ではなく、どこかもどかしいような甘い快楽に高雅はとろり、とろりと緩やかに白濁を吐き出した。


甘い快楽は終わりを告げることなくじんじんと高雅の体を支配する。

「りくと…、顔みたい…」



行為が始まってから陸斗はずっと高雅の後ろだ。高雅はなんだかたまらなく胸がきゅうとして、陸斗をねだった。



「ああ、寂しくなりましたか?すみません、ほら、ぎゅっとしてあげましょうね」


陸斗は己を引き抜き、くるりと高雅を向かい合わせる。


「りくと…、りくとだあ…だっこ…ぎゅうしてぇ…」


へにゃりと微笑み、両手を広げる高雅に、陸斗は優しく微笑みキスをしながら抱きしめる。そしてそのまま、もう一度高雅のアナルに己のペニスを埋め込んだ。


「ンンぅ、ん―――――!」


突然の刺激に、コフリと白濁があふれる。
陸斗は高雅を抱きしめたまま、ズン!と高雅を突き上げた。

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