2014-12-10 Wed 20:53

四方八方を敵に囲まれた私たちは、もはや絶対絶対の危機に直面していた。

「心配するな、お前は命を懸けて守ってやる。」

土方さんは、その美しい黒髪を真っ白に変えた。目は、輝かしいくらいに真っ赤になっている。

「……命を懸けないと、女一人も守れないの?」

「……うるせぇ、黙って守られてろ。」

その言葉とは裏腹に、土方さんが私を抱き締める力が強くなった。 
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