24*Realtime
2015-7-5 Sun 23:24
「土方さん、何投げてほしいですか?」
バッターボックスでバットを構える土方の背後から、沖田が静かに話しかけた。
沖田は静かにミットを構え、ピッチャーである斎藤と目配せする。
「………ストレート。」
土方は吐き捨てるように答えた。その場でバットを素振りする。
「……わかりました。」
沖田は意味あり気に笑うと、斎藤にサインを送る。指でサインをつくり、示したものは。
「はじめくん、スライダーでいくよ。」
この後土方のバットは、盛大に空を切った。
Prev
Next
top
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -