,




君と僕とをつなぐ。




『あーくーつっ。何聴いてんのー?』


阿久津の机の前にしゃがみこみ、顔をのぞき込むようににこにこと問いかける。



「…聴く?」



『え、いいの?』




日常と化した名前との会話。あぁ、心地いいな、なんて思ったり。



「いいよ。はい」



『でもヘッドホンだと一人しか聴けないから、あくつ退屈しちゃうよね…』



二人で聴きたい、って捉えていいのかな。



「(ったく無防備だな、ほんと)」





(イヤホンにしようかな、とか)


(考えたりしてね)


END



- 14 -


[*前] | [次#]
ページ:










「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -