つれづれ


ホラー特集を観てしまったばかりに帰宅を許さぬと脅しをかけられた新八、いつもの押し入れから引っ張り出された神楽の二人は、張本人である銀時の両脇に布団を並べることぴっちり隙間なしな状態で雑魚寝することになった。しかし丑の刻も回った夜更け、新八と神楽は何かが闇の向こうで自分の名を呼ぶ声で目を覚ます……

「も〜だから僕言ったでしょ!怖いなら観なきゃいいのに!」
「ふわぁ…ったく夜中に起こされて何事かと思えばくっだらねーアル」
「うるせー俺はテメーらに付き合って観てやったんだよ!だったら今度はテメーらが俺の厠に付き合え!」
「銀ちゃん手がべちょべちょキショい」
「だまれだまれだまれ」
「なんでもいいんでさっさと済ましてください」
「いいか!?手ェ離すなよ!絶対手ェ離すんじゃねえぞ!!」
「あーもうはいはい」
「(ピタッ)……あれ……」
「?銀さん?」
「どしたネ銀ちゃんアウトアルか?」
「……手つないだまま……小便できない」
「…………しね」
「金輪際私に近づかないで」


万事屋がかわいすぎただけです赦して



12.22 23:05





ジョジョ2部の主人公が杉田だと聞いていてもたってもいられなくなっております。ジョジョはずーっと気になってるうちにとうとう今まで触らないでいたのですが、気に……なるなあ……杉田……

あとはですね、新聞小説の話です。先週から地元誌で連載が始まったのが、なんとなんと重松清さんの著作でしてね!びっくらこきました!一面の片隅を飾る予告記事を見て楽しみにしていました。好きな作家さんなんです。
重松さんの作品は、「家族」や「教師」、それに「いじめ」を題材にしたものが多いです。主人公は特別に変わった境遇でもない、でも何か日常に思うことがある。生き辛い、とまではいかないけれど、生き苦しい、と思うことがある。私たち誰もが知っているような感情を、リアルよりもリアルな切り口でみせる、そんな特徴があると私は感じています。
おすすめは、そうだなあ、読んだことがある方もいるのではないかしら。『きみの友だち』というオムニバス作品です。短編ごとに主人公としてスポットがあてられる人はみんな違いますが、全ての話を徹して語り手はひとり。主人公への呼び名は「きみ」です。重松さん自身を少し垣間見ることのできる作品のひとつだと思います。



12.19 07:18



 




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