書きたいものがバラつきすぎてなにもできてないのと同じでかなしい。
君ってばかだねぇ、とおさななじみ的なお兄さんに言われたいだけの人生でした。ちなみに私におさななじみ的なお兄さんはいません。

〜水の毒〜
この世界の人間はどれほど綺麗なものでも自然の水は体の毒となる。触れると火傷をしたようにただれ、飲むと最悪死に至る。そうならないために、生活用水は特殊な浄水器に通す必要がある。人間以外の生物にとっては毒ではない。

〜水商人〜
水の毒を除去し、量り売りするのが水商人。生命の危険が伴う場合もあるため、そう多いわけではない。供給側の数に対し需要側は多いのでそのへんの職業よりは儲かる。

〜風読み〜
いつ頃雨が来るのかを予測し、知らせる。センスや経験が問われるため誰でもできる仕事ではない。たいていは街ごとにお抱えの風読み一族がいる。

〜エクセバート〜
アーノルドとフォードが住んでいるところ。アクスライン家が代々風読みを務めている。近くに鉱山がある。

アーノルド・レーベン
エクセバート屈指の水商人の一人息子。商人の子らしく愛嬌があり温和な性格。頭の回転が速く、他人の感情にも敏感なので話し上手でもある。水を操る能力がある。


フォード・アクスライン
エクセバートの風読みの一族の次男坊。明朗快活で他人を巻き込むのが得意。他人に対しても自分に対しても常に正直。知性はないが教養はある。水の毒の効かない体を持つ。

自然の水が人体にとって毒となる世界で、水の毒に侵されない快活で愚直な青年と、水を意のままに操る優しくてずる賢い青年が幸せになろうとする水中逃避行話。

後ろ髪をかきあげる女性の動作はどうしてああも扇情的なのか

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