遙かなる時空を越えて

5000Hit、そして記念企画にご参加頂き、誠にありがとうございます!
星影様からのリクエストの品になります。
…限りなくお応え出来ていない気が、180%ぐらいしています…(汗)
…なんだか、序章っぽい感じ(汗)
もしかしたらですが、この設定で続き書くかも、です。

お持ち帰りは星影様のみ。
返品・交換は受け付けておりますので、いつでもどうぞ!

※CP:ライルル
※リク内容:ライルルで、逆行orトリップもの。原因はしー様で。
※捏造万歳、ルルーシュに幸せな世界。
※…って言いながら、ルルーシュの登場はちょびっと。(マテ)
※しかも、ルルーシュ幸せになってません(出ただけだから←駄目ジャン!)
※LostCollarsの黒の騎士団ルルーシュED後から、です。
※短いです。SSSです。
※それでも良ければどうぞ!

*




「…は?」


  いきなり言われたそれに、ライは首を傾げることしか出来なかった ―――――。





遙かなる時空を越えて






「だから、アイツじゃないアイツを助けてやってくれないかと言ったんだ」

「…C.C.が言っている“アイツ”っていうのは、おそらくゼロだと…ルルーシュだというのはわかる。
  …が、“ルルーシュではないルルーシュ”っていうのはどういう意味だ?」

「その言葉のまんまだが?」


  説明を求めても、言外にそれぐらいわかれと言わんばかりのC.C.に、思わず頭を抱える。
  確かに、ライはそれなりに頭脳明晰な方だと思う。(※ライと対を張れるのはルルーシュぐらい)
  1言えば10解ると言っても他言ではないだろう…が。
  さすがのライでも、(例えルルーシュだとしても)C.C.の主語なしで用件のみの命令お願いを理解するのは難しいと言える。


「…すまないが、まったくわからない。出来れば、誰にでもわかるように説明してくれないだろうか?」

  それじゃあ、まるでルルーシュが2人いるみたいじゃないか。


  愚痴のごとく呟かれた言葉に、C.C.はニヤリと笑った。

  『なんだ、わかっているじゃないか』、と………。



――― そして。



「ここは……」

「…なぁ、ライ。俺は今まで、室内に…クラブハウスの自室に居たという記憶と自覚があるんだが、どうして側にいなかった筈のお前と一緒に屋外にいるんだ…?」


  ルルーシュと一緒に、見覚えがある場所に飛ばされていた ―――――。





(アッシュフォード学園…だが、今日はイベントなんて企画していなかった筈だ。…いや、それ以前に、今は夜…それも深夜だったはずなのに、どうしてまだ空が明るいんだ!?)

(落ち着いて、ルルーシュ。…原因はC.C.だから)

(…っ、またアイツが原因か、あのピザ女が!!)

*