女王の日常


日常のこぼれ話SS集(※デフォ名注意)
鬼柳夫妻を隙間にねじ込むだけの簡単なお仕事
多分ギャグ成分多め
↑new↓old※不定期更新

#152 進むべき未来


「クロウがハイウェイパトロールねぇ・・・」

せ、制服に着られてる感が・・・ちょっとかわいいじゃないの。
そしてなんかストーカー(プロリーグ?のスカウトマンらしい)に付きまとわれていると・・・
今日の相談?はそれだけじゃなさそうだけどね。


「ふーん?それにしては浮かない顔じゃない」
「はは・・・姉ちゃんにはお見通しだな」

弟たちを始め、チーム5D'sの面々はそれぞれ岐路に立っており進路について悩んでいるようだ。
彼らが何を選んでも私は応援するつもり。

―みーんな、こうやって大人になっていくのかしら?

2021/06/01

幕間3(1のつづき)




自分の体調不良の理由にピンと来ていた満は、病院を訪れていた。
受付で産婦人科の受診手続きを済ませる。

「なるほど、たしかに妊娠初期の状態だと思いますよ」

おめでとうございます、と女医が予想通りの答えをくれた。

「やっぱり」
「来月で3ヵ月ってところでしょうかね」

「また来月にでも来てもらえますか?」
「わかりました」



(私と、京介のあかちゃん・・・)


あぁ、早く伝えたい。

2021/03/29

#149



「・・し、しわしわの遊星・・・・」
「満・・・やめろ・・・笑わせないでくれ・・・くっ」
「だ、だって〜」

シリアスが続かない鬼柳夫妻

2021/03/29

#138


「遊星が・・・死ぬ?」

次元のはざまに飛ばされたというシェリーが通信画面ごしにとんでもないことをのたまった。






「あの子は遊星はなんでもかんでも一人でしょいこみすぎなのよ・・・」

私たちが、仲間がいるじゃない。


「俺たちはこっから大人しく見守ってようぜ」
「えぇ・・・」


チーム5D'sは虹のベルトを渡っていった。



「貴方たちは避難しないのですか・・・」
「私を誰だと思ってるの!」
「生っ粋のサテライト住民に怖いもんなんてないぜ!」


私は通信ルームからこの闘いを見届ける。

2021/03/29

#137


勝った、遊星が勝った!
3人がピットに戻ってくる。
チーム全員で勝利の余韻を味わう。

私は弟たちのあたまを思いっきりぐしゃぐしゃと、ひっかきまわした。


そしてお祝いムードから一変する。
突如青空がガラスのようにひび割れ、天井から逆様に建物が降りてきたのだ。
まるで、何かの鏡合わせのような・・・。


「廃墟が・・・落ちてくるの・・?」


―アーククレイドル


そしてイェーガーの先導で私たちは治安維持局に来ていた。

あの逆様の廃墟は、逆回転したモーメントを積んでいて、12時間後にはこのネオドミノシティに落ちてくるという。

2021/03/29

#136


遊星が危ない!アポリアにぎりぎりまで追い詰められている。

さっきまでベッドの上でのたうちまわってた、ジャックとクロウが立ち上がって、遊星の元へ行くと騒ぐ。
狭霧たちは必死に止めている。
ふたりの身体はもうボロボロなのだ。
でも・・・・

医務室を出て行こうとする私は二人の前に仁王立ちで立ちふさがる。

「あんたたち!!」
「満、止めても無駄だぞ!」
「そうだぜ、俺たちは・・・!」


二人をまとめて腕の中に抱き込む。


「・・・ちゃーんと3人揃って帰ってくるのよ!」

「おう!」「まかせておけ!」


私が腕をはなすと、二人は重たい身体を引きずりながら走って出て行った。


「満・・・」
「京介・・・」

どちらからともなく、温かさを確かめるようにぎゅっと手を握り合った。

(信じてるからね・・・)

2021/03/11

#131



いくらなんでも心配すぎるので、今日はピットに詰めている。

「なんかすごく嫌な感じがする・・・」
「あのカウンター、何なんだろうな」

いくらなんでもあっさり負けすぎよね?
拭いきれない不安感が漂っていた。

2021/03/11

#129



遊星が神に勝った!!


「すごい!!すごいわ!!!決勝進出ね!!!」
「ぐ、ぐるしい・・満・・・」


隣にいた京介をぎゅっと抱きしめると、また京介がうめいた。

「ああ!!今日はご馳走を用意してあげなきゃ!!」
「お、おちる・・・」
「・・ん?あれ?京介?京介ーー??」

腕の中の京介はくったりと気を失っていた。

「あ・・・やっちゃった・・・」

興奮のあまり締め上げていつのまにか落としてしまったらしい。

2021/03/11

幕間2


「ブルーノ、あんたさぁ・・・」
「なに?満さん」
「・・・あんた記憶が戻ったんでしょう?」
「・・・え?」
「前にあんたから感じてたおどおど彷徨ってる感じが消えたもの」
「・・・・・」

「いいのよ、別に。私はどっちでも・・・」
「・・・・・」
「あんたたちがそれで幸せなら」
「・・・え?」
「自分のやるべきことがわかったんでしょ?そんな顔してるわ」
「全部ってわけじゃないけど・・・そんなところだよ」
「そう。せいぜい足掻いてがんばりなさい!」
「あはは、満さんは手厳しいなぁ・・・」
「獅子はね、子供を崖の下に落とすものなのよ」

「いつから僕は満さん家の子になったの?」
「ふん!お姉様とお呼び!」

2021/03/06

#123 ルーンの瞳アフター


姉弟の会話

ガレージに帰ってきた弟たち。
走り込みに行ってきた先で明日の対戦相手チームラグナロクに遭遇したらしい。


「え、ジャックったら明日の対戦相手に恨まれてんの?ウケる」
「ジャックは単純だからな・・・」
「すぐ喧嘩買うからなぁ〜」
「聞こえてるぞ!!お前たち!満!笑うな!」
(まぁ、ほとんど私怨でしょうけどね)


「だからそもそも私がシティに、ゴドウィンに関わるなって言ったじゃない!」
「言ってた言ってた」
「俺も覚えている」

「ぐあ〜〜!!貴様ら〜!!」
「腹立つなら明日勝って証明すればいいだけのことでしょう!」
「勝つのは俺だ!!」

2021/03/06


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