それは恋にも似ていた
砂糖水は果汁になれない
バニラと名乗る男
僕の可愛い人を知りませんか?
ほつれた毛糸の理由
喉に刺さる欠片
誰もいない森
手のひらの大きさが違う理由
カーテン裏の事情
気づいた癖に
あの子は何も知らない
つぶやく唇を塞いで
傷ついたように揺れる瞳に心底ほっとする
メランコリックワルツ
僕はいっそ魚になりたい
明日は親しい朝食を
生き辛くなるには充分な体温だった
傲慢紳士
子供でいるのが怖かった
ガトーショコラを噛みしめて
ひとりじゃ目も瞑れない癖に
爪先のきりん柄
熟すまでお待ちなさい
それは悲しい答えでした
好きって言ったら抱き締めてくれる?

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