Nov 15雑記


 十一月もちょうど半分。朝も夜もすっかり寒くて、毛布が手離せません。

 公式アンソロジーの学園BASARA4、買いました。アニメイトでバサラのコミックフェアがやっていたらしく、グッズの応募券と伊達の学生証がくっついてきました。購入して家に帰ってきてから気がついたので、もしや真田の学生証とかあったのでは、と調べたら、どうやら既刊の一〜三巻にそれぞれ真田、徳川、石田の学生証がついているみたいですね。二巻三巻は発売時期に新品で買っているのでいいのですけど、ついこの間、持っていなかった一巻を中古で見つけて購入してしまったばかりなので、大変悔やまれる。是非もなし。
 今回の巻は地方領主たちがメインキャラに関わってくるお話が多かったです。3も宴も未だにプレイできていないので、地方領主にはあまり詳しくないのですが、それでも楽しめました。尼子さんも好きだけれど、南部のおじいさんはもっと好きです。
 発売から一週間たちますが、以下ネタバレ感想です。

 どのお話も伊達がかわいくて仕方なかったです。伊達が、というか、伊達とその周りが。いちばん好きなお話が肝試しのお話なのですが、もう、伊達と猿飛の不仲がとてつもなくかわいい。お互いがお互いを心底大嫌いで、わりと本気で「死ね」と思っていそうなふたりがわたしは心底大好きです。非常に萌えます。
 次いで、友達がいないことに気づいて落ち込む伊達と長曾我部のお話。ちょっと笑ってしまうけれど、これもふたりがすごくかわいいです。いや、オレ友達いるよな…って心配になって通りすがりの猿飛を飯に誘おうとする伊達がもう、ほんとう、可哀想でかわいい。猿飛のこと嫌いなはずなのに、ってことを思うと殊更に萌えます。結局友達いない伊達かわいい。しかしまあ、伊達と長曾我部が悪友的な感じであるので、そうなると東西アニキいいな、ってなります。
 で、本気で友達がいないのは、実のところ真田なのではないかと思ってしまいます。伊達と片倉さんが友達ではないというように、やっぱり真田と猿飛も友達とはまた違ったもののように感じるので。学パロでは友達でもいいのかも知れないけれど、戦国ではまず主従関係ありきですよね。強いて云うなら、友達というよりは仲間なのかな、なんて。真田本人は敬愛するお館様と部下であり仲間の猿飛が居ればそれで問題なさそうであるし、周囲のことに頓着なさそうなので、そもそも自分が友達いないとか考えもしなさそうだけれど。そんな、ひとから見れば狭い世界しか知らなさそうな真田がとても好きです。なんとなく一匹狼っぽいというか、馴れ合いはしなさそうなところとか、そういう部分は、ちょっと石田と似た者同士な感じもします。
 3やってない上、すごく個人的で偏った見方かもしれないけれど、ゲームだけでの真田を見れば見るほど、ほんと、ぜんぜん笑わなさそう、って思います。アニメとはずいぶん印象が違うな、と。

 いつの間にか伊達から真田に話題が刷り変わってしまいましたが、それ以外の部分でもいろいろ妄想膨らむくらい楽しかったです。前回乗ってなかったキャラたちの成績表なんかも、面白かったです。

 最近、夢を書かなくて自分のなかの萌えを発散できないからか、妄想に拍車が掛かっているみたいで、常にと云っていいくらいバサラのこと考えてます。我ながら相当気持ち悪いです。
 バサラのほかは、近ごろはマギ(ちょこちょこアニメ見逃すので、結局単行本集め始めました)が好きですが、これはなんかもう、完全に世界観に萌えてます。キャラクターが素敵なのはもちろんなのですが、設定含め物語として圧倒的に魅せられるというか。純粋に「漫画」としてすごく面白いです。自分のなかではそんな位置にあるので、夢小説が書けるかと云うと、それはまた違うベクトルではあるけれど、とにかく嵌まってます。
 逆に、バサラは各キャラの関係性含めキャラ萌えが大きいのかなと思います。当然彼らの生きる世界観も大好きで、それがあってこそなのだけれど、まじめにキャラ(おもに真田)に惚れ込んじゃってる感じですね。ほんともう阿呆かってくらい。
 でも最近、バサラキャラたちのひとりひとりの人間性と、そのなかで築かれる人間関係や、そこに渦巻く感情(憎悪とか劣等感とか、あるいは親しみや尊敬、信頼のような明るいものまで)にすごく興味があって、これもこれで夢とは別のものでも創作してみたいなあ、なんてことも思い始めています。夢はキャラがもしも女の子と恋愛をしたら、という仮定で書いているのですが(もしも真田にそういうお相手に成り得る女の子キャラがいたら、たぶん夢書いてなかったと思います)、そうではなくて、キャラとキャラのお話を書いてみたい。夢でもBLでもなくて、主従としての真田と猿飛のお話とか、好敵手としての真田と伊達のお話、とか。結局、真田中心なのですけれど。
 そんなわけで、受験が終わったら、3とか宴とかプレイしつつ、まったくべつにPCサイト開いてみたいな、とかいろいろ、勉強中もそんなことばっかり考えてます。駄目ですね。

 マギ以外の今期アニメは、公式配信で新世界よりを追いかけています。これも世界観や設定が凄まじくて好き。ただ、アニメだけじゃよくわからない部分も正直多いので、アニメ終わったら原作読みたいなあとか思っています。あとは、となりの怪物くんを見たり見なかったり。もともと好きで原作持ってるので、そんな感じです。
 あと、アニメではないのですが、ほとんど表紙買いしたノラガミ(作者はアライブのあだちとかさん)という漫画が大変面白いです。絵も綺麗なうえ、題材が神様や妖怪と個人的にどストライク。いま五巻まで出ていて、三巻めくらいから盛り上がる感じなので、ぜひぜひおすすめしたいです。

 久しぶりの日記なうえに、学バサ読んだばかりで頭が浮かれているのか、とりとめもなく長々書いてしまいましたが、わたしはすこぶる元気です。早く戻りたいなあと思っています。
 そういえば、祖母から仙台のお土産に笹かまぼこを貰ったのですが、その題字が伊達政宗公の字だとかで非常にテンション上がりました。「千代(せんだい)」って書いてあるみたいです。なんだかお洒落な字ですよね、云われなきゃ読めないけれど。


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