幸村「矢野七瀬!立海男子テニス部のマネージャーやってよ!」
七瀬「……え?」
僕らと君たちが出会ったのは、こんな突拍子もない一言からでした。
陽子「大反対だ!男子テニス部のマネージャー?ありえねぇだろーが!」
七瀬「ですよねー。自分もめんどいから断りたいんだけど、あの大魔王がさー…」
絵里「……大魔王?」
春子「幸村精市、よ。男子テニス部の部長で、通称神の子。爽やかな顔して、実はすごく腹黒いのよ。タチの悪い男だわ」
七瀬「そーゆーこと。ってか、奈緒は?」
春子「さぁね?また、どこかで油でも売ってるのよ」
一方、その頃奈緒は……。
幸村「ねぇ君、高倉奈緒さんだよね?矢野七瀬の友達の」
奈緒「そうだよ!君は、男子テニス部部長の幸村くんだよね?」
幸村「そう。ねぇ、君たち男子テニス部のマネージャーやってみない?」
奈緒「……それって、面白いの?」
幸村「もちろん。面白さはこの俺が保証するよ」
奈緒「じゃあやる!」
僕らの運命が変わる音がした。