対談 | ナノ


face to face
0622/23:26

なんて、聞かなくてもわかっているかな。
そう、私は五年ろ組の不破雷蔵…じゃなかった、鉢屋三郎です。
いけないいけない、あんまりふざけているとまた雷蔵に怒られるからね。
そろそろ私の所属する学級委員長委員会の説明でもするとしようか。

何?やる気がなさそうだって?
そんなことはないさ、ただ今は雷蔵が居ないからどうも真面目に頑張る気が起きなくてね。
え、雷蔵に言い付ける?
頼むからそれだけは勘弁してくれ!
昨日だって怒られたばかりなのに、また叱られてしまうじゃないか。

わかった、真面目にやるから本当に勘弁してくれよ。


まず、一年の今福彦四郎と黒木庄左ヱ門。
この二人は一年生ながらなかなか優秀でね。
しかも彦四郎は反応が面白いし、庄左ヱ門はノリがいいからついからかってしまうんだが、それでよくやり過ぎて雷蔵に叱られるんだ。
どちらかと言えば、は組の庄左ヱ門の方がしっかりはしているけれど、彼の冷静さや他人の台詞を取る癖は周りにとっては毒となる場合がある気がするね。
まぁ、私が言うのもなんだけれど。

そして私と同じ五年生で、い組の学級委員長である小浜勘右衛門は何と初登場と次の登場との間に16年もブランクがあった哀れな奴だ。
まぁ、その反動か最近はなかなかに活躍して結構な人気を誇っているみたいだから良かったという言葉で片付けても問題はないと思うけれどね。
それで、あ、そうそう勘右衛門と言えばあの独特の髪型だけれども、あれは流石の私でも真似るのに苦労したよ。
しかも彼の行動は読みやすいように見えて意外と予測不可能だから完璧に真似るのは本当に難しい。
これが雷蔵ならなんとしてでも完璧に真似られるよう努力するんだけれど。


とまぁ、こんな感じで私達は各々マイペースに自分の組を纏めている訳だね。
マイペースなのは私だけだって?
それは気のせいだ。
じゃあ、これで大体の説明も終わったことだしそろそろ次へ行こうか。
え?結局雷蔵の話しかしてないって?
それも気のせいだ。

では、私は雷蔵を迎えに行くから後は宜しく頼むよ。



さて、私は誰でしょう?
0622/20:58  




 学級委員長委員会の黒木庄左ヱ門です。


 うちの学級委員長委員会を紹介しますね。


 まず僕と同じ一年生の今福彦四郎。


 しんべヱの苗字の福富とちょっと似てますけど違いますよ。


 嫌味ない組の連中の一人だけど、い組にしてはそこそこ気のいい奴です。


 先輩は二人います。五年の鉢屋三郎先輩と、尾浜勘右衛門先輩です。


 勘右衛門先輩は再登場までに十六年もの歳月がかかったんですが、性格は天然ボケの巻き込まれ型です。


 ……え? 前半と後半が上手く繋がってない? すみません、流して下さい。


 で、ええと、三郎先輩は、あれですね、トラブルメーカーです。はい。たまには真面目にやって下さい。


 ――と、こんなものかな。え? 何か冷たい?


 そんなことないですよ? ありのままを言っただけです。


 人数が少ないけど、学園長先生からの命令で打合せ雑費食事茶菓代なんてものを巻き上げなきゃいけないし、それぞれのクラスは纏めなきゃいけないし、結構大変です。


 まあ、この委員会自体は好きだからいいんですけどね。




 こんばんは。
0614/23:04


図書委員会は、この天才アルバイターきりちゃんこと摂津のきり丸が紹介します。

まず、委員長の中在家長次先輩。
中在家先輩は学園一無口で無表情な先輩だと言われてますが、時々はちゃんと笑ってます。
まぁ、笑ってる時は大抵本気で怒ってる時なんスけどね…
普段は落ち着きのある優しい先輩ですが、図書室のルールには厳しいので気をつけて下さい。

五年の不破雷蔵先輩は、真面目で成績優秀な優しい先輩ですが、迷い癖があって一度迷い出すとなかなか次へ進めません。
忍者としては致命的だけど、それでも成績が良いのはすごいっスよね。
あと、不破先輩の側にはいつも先輩そっくりに変装した先輩のストーカー…基ルームメイトの鉢屋三郎先輩がいらっしゃいます。
ちょっと変な人だけど不破先輩と一緒に俺のアルバイト手伝ってくれたりするいい人です!

二年の能勢久作先輩はとても几帳面で全て完璧じゃないと気が済まない性格で、図書委員としては頼りになる先輩ですが時々限界が来てプッツンします。
そうなると手がつけられなくなるから出来るだけ怒らせたくない先輩です。

俺と同じ一年でろ組の二ノ坪怪士丸は一年ろ組らしく暗い奴だけど、頭が良くて親切な案外いい奴です。

図書委員会は基本的に性格バラバラで協調性に欠ける部分もあるけど、みんなで結構楽しくやってます。

では、次へどうぞ。

さて、俺はバイトバイト〜!



こんばんはーっす!
0609/21:25  


 図書委員会について御紹介しますね。

 図書委員会の委員長は六年ろ組の中在家長次先輩です。

 風貌が恐ろしげなので最初は怖がる下級生も多いんですが、中身はとっても優しい先輩なんですよ。

 たまに振る舞ってくれるボーロもとてもおいしいんです。

 二年生の久作は真面目に当番を務める頼り甲斐のある下級生です。限度が来るとプッツンしてしまうんですけど、でもとても良い子ですよ。

 一年生の怪士丸も、黙々と仕事をやってくれる良い子です。

 きり丸はたまに中在家先輩や僕がうどんを奢ったりボーロを振る舞ったりすると、とてもおいしそうに食べてくれます。アルバイトができない当番の日でも、文句一つ言わずに仕事をくれます。本当に良い子です。

 そういえば最近、きり丸から本の返却が遅れた人に延滞金を課さないかって提案が出ているんですよ。

 中在家先輩はそこまでしなくてもいいって言ってましたけど、どうでしょうね。

 もしかしたらきり丸が上級生になったいつの日か、行うのかもしれませんね。

 ああ下級生達の成長が楽しみだ……でもいつか僕も卒業しちゃうのかあ……。

 


 こんばんは、不和雷蔵です。
0608/23:12


こんばんは〜。
一年ろ組の鶴町伏木蔵です。
今回は僕が保健委員会を紹介します。

僕達、保健委員会は別名不運委員会とあだ名されるくらい不運な生徒達が集まってますが、その代わり基本的にお人好しな人が多いです。

委員長の善法寺伊作先輩はこの不運委員会もとい保健委員会を六年間勤め上げ、今では不運委員長と呼ばれてます。
でも、課題の為に出掛けた先の戦場で自分の課題放り出してまで敵味方関係なく手当てしちゃうような優しい先輩でもあったり。


三年の三反田数馬先輩は優しくて常識のあるおっとりした先輩ですが、委員長の伊作先輩にすら存在を忘れられる不運さはやっぱり保健委員なんだと思います。


二年の川西左近先輩は態度は意地悪だけど本当は優しくて面倒見のいい先輩です。
全体的に不運な生徒ばかりの保健委員会なのでやっぱりこの人もどことなく不運ですが、割とおっとりしたメンバーが多いここでは唯一と言っていいくらいしっかりした性格の頼りになる先輩です。


一年は組の猪名寺乱太郎は一年生にして既に不運小僧の異名を持つ、保健委員会の中でも伊作先輩の次くらいに不運な同学年の生徒です。
そしてやっぱり困っている人やお年寄りを放っておけない、伊作先輩の次くらいに優しい人でもあります。
走ることとお年寄りから話を聞き出すのが特技らしいです。

これで保健委員会のメンバーは全員ですが、もう一人。
曲者の雑渡さんを紹介します。

粉もんさんはタソガレドキ軍の忍組頭ですが、コミックス37巻で伊作先輩が怪我の手当てをしてあげてから何かと保健委員の味方をしてくれます。
粉もんさんは部下や忍たま達にはおちゃめな人ですが、保健委員に対してはとても優しくて面白い人です。
それでも一応曲者ってところがまたすっごいスリル〜。

保健委員会は全体的に不運で心優しい忍者には向かない忍たまが揃ってるいいところです。

と、いうことで次へどうぞ。



人生はスリルとサスペンス〜…
0607/23:56  


 猪名寺乱太郎です。

 保健委員会について御紹介しますね。

 まずは委員長の善法寺伊作先輩。委員長の前に不運って付けちゃ駄目ですよ。先輩、落ち込んでしまいますから。

 伊作先輩は優しくて、保健委員としての腕も確かです。だから私にとっては憧れの存在です。

 たまに穴に落ちますけど、無闇に怒りはせずにいつも困ったように微笑むだけです。あの穏やかさ、まさに六年生の貫録ですね。私もああなりたいです。

 最近は足や手をくじいて痛くて泣いちゃって、探しに来てくれたきりちゃんやしんべヱを心配させてばかりだから……って、すみません、私的な呟きになっていました。御免なさい。

 ええと、三年生の数馬先輩も穏やかで優しくて良心的な人です。濃い面子が多い三年生の中では貴重な常識人ですね。

 左近先輩はちょっと意地悪だけど、やっぱり保健委員です。困った人は放っておけない、優しいお人です。

 同じ一年生の伏木蔵は、最近「すごいスリル〜」って口癖を良く言っています。曲者の雑渡さんと仲が良いんですよね。

 ……こんなところでしょうか。

 私も早く、先輩達のような立派な保健委員になりたいです。

 ……できるなら不運は治したいんですけど。





 二度目ですけど、こんばんは。
0607/23:34


どうも、三年の伊賀崎孫兵です。
先輩が生物委員会の紹介をしろとおっしゃったので手短かに説明させて頂きます。
じゅんこを探しに行かないといけないし。

まず、生物委員会には上級生が一人しか居ません。
後は全員下級生で、しかも僕を除いた他のメンバーは全員一年生です。
正直人手不足ですが、僕としてはこれ以上人数が増えるのも落ち着かない気がします。

五年の竹谷先輩は生物委員会唯一の上級生で、頼りになる先輩です。
でも虫を食べるのは僕としてはちょっと…
だって可哀想じゃないですか!

一年の四人はよく散歩に出掛けてしまったじゅんこ達を探すのを手伝ってくれます。
は組の虎若は力があるので重たい石の下など僕が探せないところを探してくれるし、同じくは組の三治郎は観察眼が鋭いので見つかり難いところに居る子達を見つけてくれます。
い組の一平やろ組の孫次郎はは組ほど肉体労働が得意じゃないのにも関わらず一生懸命探してくれます。

そんな彼らに、僕もじゅんこ達も感謝してるんです。
僕はあまり人と話すのが得意じゃないから普段面と向かっては言えませんけど。

では、僕はじゅんこを迎えに行くので次へどうぞ。



先輩、じゅんこ探しに行ってもいいですか。
a to z


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