「
痛い」
ペニス
隣の大学生×おバカ高校生
フェラ
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痛い。
ペニスが痛い。
……病気かな?
はっ……!
まさか、オナニーのし過ぎ……!?
どうしょう。
なあ?
使い物にならなくなったらどうしよう?
潤んだ目で俺に訴えかけるのは、アパートの隣の部屋の住人。
母親と二人で暮らすこのあんぽんたんは、とにかくバカだ。
バカでバカで、可愛いったらない。
今だって、俺の部屋でエロビデオを見ながらオナニーをした揚げ句に大騒ぎをしている。
そりゃ痛いだろう。
先程、昼飯にペペロンチーノを作るのに、鷹の爪の種を処理させたんだから。
手についた辛みは洗ってもなかなか落ちないんだよな。
多分、風呂に入って洗えば良くなるだろう。
「…………、」
うるうると俺を見つめる瞳に悪戯心が湧いてくる。
天使俺と悪魔俺が心の中で戦うが、間違いなく悪魔が優勢だ。
「兄ちゃん?」
「……治してやろうか?」
懐いてくれるのは嬉しいが、あまりにも無防備すぎて、最近持て余していたところだ。
ちょっとくらい身の危険を感じてもらった方が良いかもしれない。
にっこりと微笑むと、かわいそうな獲物が嬉しそうに笑った。
「あっ、あぁっ、ン、あっ!」
気持ちよさそうに鳴く声に気を良くして、口に含んだ意外と立派なペニスを吸い上げるとビクビクと体を震わせる。
濃い先走りの味が唾液腺を刺激する。
溢れてきた唾液を幹に塗りつけるように舌を動かすと、頭に置かれた手に力が入る。
「ひヤっ! にい、ちゃ……きもちぃようぅぅ……」
そうだろうとも。
涙と鼻水と涎とで、ぐしゅぐしゅの顔を見上げて満足感に笑みが漏れた。
汚ねぇなぁ、全く。
頬肉をすぼめて頭を前後させると、ひときわ高い声が俺の耳を楽しませる。
「あ゙ああ゙! イっ! うあ、あ……あ、あ、あ……」
童貞くんに擬似セックスの快感は強すぎたらしく、あっという間に陥落したペニスから白濁が吐き出された。
目の前の腹筋がひくひくと波打つのを見つめながら、最後の一滴まで吸い取ってやる。
ぼうっと快感に浸る坊主頭に笑いを堪えながら、ティッシュに子種を吐き出した。
「……にいちゃん……」
「ん? あんだ?」
「ずげえ。にいちゃん! 痛いの治ってる!!」
潤んだ瞳に赤い頬。
快感の残滓を滲ませた顔でおバカな子が詰め寄ってきた。
あれ?
おかしいな。
更に懐かれてないか?
しきりに「すげえ」を連発しながら纏わりつく様子はまるで子犬のようだ。
ま、いいか。
可愛いし。
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ぱくりと食べられちゃう日もそう遠くはなさそうです。