SS_MENU | ナノ
危ないですね




「今日は緋狭姉との修行?」


芹霞の声に桜はこっくりと頷いた。


「しかし本当に桜ちゃん、煌が居ない日を選ぶんだねえ」

「腹立たしいだけですから」


大きな目がくりくりと動いた。


「じゃあ玲くん、櫂と煌は今日紫堂のパーティーで遅くなるっていうし、あたし桜ちゃんと神崎家に戻るから」

「判った、じゃあまた明日ね」


それは――

久しぶりに2人きりになった日だった。



- 1/8-


[ *前 ] | [ 次# ]

ページ:


しおりを挟む


SS TOP


「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -