カオス


クジャ「こっちの世界は変わり映えがないねぇ…いつもいつも同じことの繰り返し、よくあきないものだよ。」
ジタ「オイ。」
クジャ「皇帝サマもオバサンも、無駄なことに頭を使っても意味がないとは思わないのかな?あぁ無駄が好きだから服もあんな無駄だらけなんだね。」
ジタ「オイ。」
クジャ「あぁ美しくない美しくない。どうせならもう戦いなんてやめて神様がどうでるか、を見たほうが楽しいじゃないか。」
ジタ「とんでけ ぇぇぇぇぇぇぇ!!」
クジャ「く、クソぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

ジタ「よう、やっと気づいたか。」
クジャ「気付いたもクソも、気づかないほうがおかしい思うけどね(ビキビキ」
ジタ「穏便にしてた時に気付かないほうが悪い。で、その尻にしいてるものについてだけどな…」
カオ「グルルルル…」
クジャ「カオスだね。」
ジタ「あっけらかんと返すなよ。なんでカオスなのか聞かせてくれ。」
クジャ「答えは簡単。ボクの方が強いから。」
ジタ「自然の摂理ですねわかります。」
クジャ「それと、飛ぶのが面倒だから。」
ジタ「銀竜の代わりかよ畜生。お前が代わり映えしてどうすんだおっそろしい。」
クジャ「元々カオスはこちらの神だろう。」
ジタ「いやそうだけどさ…うわ、なんかこっちガン見してるんだけど。こっち見んなこっち見んなこっち見んなこっち見んなこっち見んなこっち見んなこっち見んな!」
クジャ「煩いさえずりだよ。嫉妬かい?」
ジタ「誰が。」
クジャ「そうならそうと早く言っておくれよ。なんだい、可愛いところもあるじゃないか。フフ、こんな生き物にすら嫉妬するなんて…」
ジタ「話を聞きゃしねえ。」

++++
教訓:話は聞こう

11.5.24



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