えふえふ | ナノ



レイシキ戦隊 序幕

ピカリ、雲が青白く光った。
空は宵闇に包まれ、呪詛のように低くかすれた声が、まるで世界から聞こえてくるようだ。

「どうした。もう終わりか。」

焼かれるような痛みを訴える喉に、声も上がらない。しかしせめてもの抵抗だ、と睨み見上げると影の差した口元がいがむ。上につり上がるように

「…まだ反抗する力があるとは思えないな。」

「そうだが、まだ手の内を明かされていない、となると困る。時間稼ぎをする前に殺るぞ。」

無慈悲にも振り上がる拳、高い音を発する拳銃。しかし、彼の瞳から希望は消えない。

「これで終わりだ!死ね!」

魔王が距離をつめ、頭蓋骨を砕く―――その時だった。

「待たせましたね、皆さん!」

轟音と共に吹き飛ぶ壁。上がる砂煙に視界を奪われた刹那、緑の希望の光が四人を包んだ。

「どうやら間に合ったようですね…」

「ああ、ありがとう。」

「ここからが反撃です!」

「貴方たちの好きにはさせない!」

傷が癒えたばかりだというのに、彼らは立ち上がる。守るべきものがあるから、負けるわけにはいかない。

「さあ、これが最後だ、魔王エイト」
エイ「ォォォォォォン!!!」←殴りかかってきた

シン「もー。なんなの〜?」←本を守って回避
ジャ「せっかく盛り上がってきたのにー。」
エイ「続いてたのか前の頭の悪い企画は!なんだそれ!本格的に書きやがって!」
シン「ケイト、パース。」
ケイ「えー…なになに?」


エースはカードを構え…


エイ「やっぱりエースか!渡せって!」
ケイ「やだねー!面白そうなのに!」←回避
サイ「エイトーン、静かにしろよ!進まねえじゃねえか!」
セブ「ああ。気になるのだが。」
ナイ「空気読めコラァ!!」
エイ「お前らまで…っ!だからエイトーンやめろ!あぁもうお父さんお母さんも何か言ってやってくれ!」
キン「(エイトが壊れた…)」
クイ「え、マザーがいるのですか!?」
キン「お前だクイーン。察してやれ。」
クイ「わ、私はそこまで老けてませんっ!」
キン「(…手伝ってやるか)これは没収だ。」
ケイ「ああ!キングス狡い!」
キン「…原作、作詞/作曲:エース…」
エイ「歌まで作りやがった!!!!」

マキ「レム…俺、ここでやっていけるのかな……」
レム「大丈夫大丈夫(笑」

++++
ダメだこのクラス…早くなんとかしないと…

11.12.14

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