履歴。
:)こんなこともあったと思うOo。.(´-`)
2015/07/14
「何人いたの!?」
隠しきれない不機嫌な表情に、明らかな怒声
枢の目の前に立つひなが、顔を伏せ、腕を組み、枢へと問いかけた
「他の血と交ざることのない玖蘭の純血が続いてるということは、好きだった人が二人はいたということでしょう?」
怒声は悲声に変わり、見える表情は哀顔に変わり、
「気持ちが伴って関係していたわけじゃないって言っていたけど、本当は好きだったんでしょ?」
最後は、涙声で枢へと問いかけた
「ひな、」
聞かれるのは、遠い過去のこと
ひなが生まれる遥か昔、
仲間が数を減らし、枢が孤独に包まれていた時のこと
一人では抱えきれない孤独に、他の誰かの温もりを求め、身体を重ねた時のこと
「今さらこんなこと言っても仕方ないってわかってるけど。だけど……!」
押し潰されそうな嫉妬に、決して知りたくない枢の想いに、
「だけど、赤ちゃんが出来ても構わないくらい好きだったってことでしょう?」
ひなの涙声が揺れた
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リクを作るにあたって、ふと思ったことでした。
だって玖蘭家が続いてるということは、男女の子供がいるはずだからね。
枢さん、始祖だから。
あっ、これは余談ですよ。
お話には全く関係ないです。
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