ラストシーン様提出

終わり(20140416)
それは唐突にやってきた
小さな叫びは届くことなく消えた
真っ黒に染まるキャンパス
涙の海に溺れる
必死になって掴んだそれはただの砂でした
指と指の隙間から零れていくの
消えた心の大部分
そっとその手をこの首に添えて
滲みゆく世界に光はなかった
そして音を立てて瓦解するの
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