neta




リクエスト小説『愛されたもん勝ち』
2019/08/22 03:16

 ・今回はホルマジオ相手の甘裏というリクエストから書かせていただきました。
 どういう内容にするか全然思いつかなくて、結構考えていたんですが『喧嘩した後の仲直りのセッセは燃える』という点から思いついたという。

 ちょっとした設定的な
・夢主→ギャングとは無縁だった一般人。ホルマジオの恋人ではあるが、ホルマジオが何の仕事をしているかは、知っているのか知らないのかは曖昧な所。負けん気が強く、よっぽどのことがない限り泣かないタイプである。
・ホルマジオ→原作と同じく暗殺チーム。持ち前のコミュ能力により、女には困らないタイプ。一人の女に執着しないと自分では思ってはいたが、心の何処かで惚れ込んでいるタイプ相手だと、未練がましく忘れる事はできなく、尻仕込みしやすくなる。

 話の流れ↓
・ホルマジオが原因のちょっとした些細な事で、最初は軽い口喧嘩だったが、どんどんそれが大きくなり、夢主が傷つき思わずビンタする(冒頭)→夢主は泣きながらも自分が冷静な状態でないことを理解していたので、勢いと頭を冷やしたくてホルマジオの元から走り去る。→追いかけられなかったホルマジオと、引き止めてくれなかった事にショックを受ける夢主。ホルマジオの長期任務と、ホルマジオの連絡先を知らない(番号を聞いてもはぐらかされたり、ホルマジオが勝手に家にやってくる為)夢主。生活などのすれ違いにより必然的に数ヶ月会えなくなる。→振られたホルマジオ。またすぐに別の女を引っ掛ければいいかと思っていたが、チラチラと夢主との記憶がちらついてその気がなくなる。むしろ生活に支障が出る→それが気がかりだったかは正確には言えないが、とうとう任務中に怪我をしてしまう。少しでも体力を取り戻すために、路地裏に避難。身体が痛むせいか、メンタルが凹んでついつい夢主を思い出す。→帰宅途中の夢主、本当に偶然通りかかった路地裏に、薄っすらとだったがホルマジオを認識。慌てて戻ってくる。→夢主ほっておけずにホルマジオを連行。怒っていますという体はしているけど、その血だらけ具合に内心ビクビクバクバクしていた→家。夢主なるべく余計な事を考えようとはしないように、黙々と作業に没頭。ホルマジオのヘラヘラした顔を見ると、泣いてしまいそうだったので傷口だけ見ていた。→色々な気持ちを抑えきれずに、夢主を押し倒すホルマジオ。そこでようやく仲直り。→服もろくに脱がせずに、そのままソファーで。→事後。無理したから包帯が解けたり、傷口から開いた血が出たり、夢主の腹部(と言っても、着衣だけど)に出した液体が、横に流れてしまったり動いたせいでくっついた為にソファーカバーが悲惨な事になる→それに対して夢主は怒ってはいるが、そこまでではなく一緒に買いに行くことを約束したので満足。→将来夢主に尻に敷かれる事になりそうだと思いつつ、それも幸せだろうと納得したという。一応ハッピーエンドです。
 
 ・……甘いというのか。微甘?ほろ苦甘?ていう感じでしょうか。私自身は甘いなと思って書いているので、甘い話という事にしておいてください。
 ・恋愛ってお互い愛し合っているのが一番理想。だけど、どっちも愛のデカさがほぼ変わらなくても、どっちかの方が愛されているとそれだけで有利?(上手い言葉が出て来ぬ)という感じだと思うんですよね。所謂『亭主関白』とか『かかあ天下』とかそういう類的な。
 まぁ、それぞれの性格もあるけれどね。夢主とホルマジオの場合は夢主よりもホルマジオの方が愛がちょっと大きかったオチ。


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