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 謎の「好き」論とヒーローの話

昨日ついったで「好き」論についてぐだぐだ語って、自分でもわけわかんなくなり語彙のなさにうちひしがれたんですが、「好き」と各シリーズのヒーローたちの関係について性懲りもなくぐだくだ語りたくなってしまいました。

わたしは「夢」より「好き」という言葉が好きで、夢をおっかけてる人はかっこいいけど、好きを大事にしてる人がもっと好きだなというようなことを言っていたんですが。

(おもうに「夢」と「好き」を対比させたのが理論崩壊の原因)


早瀬は、典型的な後者で(というかそもそもうちのヒーローは夢を追うような甲斐性はない)、好きを大事に持ってるイメージで書いています。

特にこれといったセールスポイントもなく目立たない存在ですが、日夏が好きで星が好きで、たぶん家族も好きで友人も好きで、好物のシチュー(←今考えた)も好きで、そういうのを全部抱えて絶対捨てない人…のはずです。

(正確には、そうだったらいいな、と思って書いています)

だからいろいろ悩むけど、好きでいることはやめない、というかやめられない。からあんなに片思いしてた笑

「好き」が自分を見失う弱点にもなるタイプかなあと思います。


ジローは、「好き」を周りにふりまくタイプでしょうか。

好きになるのが得意で、好きでいることを「嬉しい」「楽しい」とか思ってる。彼なりに葛藤とかもあるのかもしれませんが、「好きなんだから大丈夫」みたいに思ってそうです。根拠もないし意味もわからない。

たぶんジローがいちばん、まっとうな人間です。ストーカーだけど。

今日も香奈さんを好きで幸せだ!仕事がんばるぞー!とか平気で言えそうでうざい。けど香奈さんとは合ってるんじゃないだろうか。

たぶんジローは仕事も好きです。うらやましいことだ。仕事人間という意味ではないですよ…ってそんなこと誰も思わないか


カズマと「好き」はよくわからない組み合わせですね。嫁バカだからもちろんリンは大好きなんですけど。

リンを好きでいることよりも、王位継承者なので国のことが本当は第一。ていうかそれが義務。

ただ、「こいつのことを好きだと思うときだけ、自分は人間だと実感するんだ」ってもうちょっと中二キャラだったらたぶん言わせてた、そんな「好き」。

リンを好きだから人間らしくいられて、人間らしくいられてるからこそ国を義務感だけでなく大事にできるようになった、という…内助の功ではないか。

「好き」が救い、みたいなタイプと思って(番外編とか特に)書いてるときが多い。

(一応)ハイスペックなのでリンとイチャイチャしながらうまいこと国守ってますが、何かあったらヤンデレ化とかする類の「好き」。…って本人も自覚してるから気をつけてると思います。

抱えてるものがでかいだけに、両刃の剣レベルは早瀬と同等かそれ以上だと思います。

ただ「好き」は基本的に苦手。きっと。だからリンがすごい特別。きっと。



つまり「好き」という観点でわたしの好みに一番近いうちのヒーローは、まさかの早瀬だと思いました。

やはりわたしは地味好み。


対ヒロインだと、「好き」を全部大事にしてるけどその中にある「特別な好き」が日夏、なのが早瀬。香奈さんを好きだからいろいろ頑張れちゃうなーだからやっぱり香奈さん好きだなー、なのがジロー。「こいつがおらんとワシはだめなんじゃ…」って、けろっとしながら内心では思ってるのがカズマ。

そんな感じで書こうとしています。たぶん。書けてるかは聞かないで。

でもたぶん早瀬だって日夏を好きだから頑張れるなーと思ってるし日夏がおらんとだめやねんとも思ってるし、それぞれに似たとことか被るとこはあるんだと思うんですけど。書き分け、は禁句。



ついったでも、読んだ人みんな全くわけわからんであろう持論を展開してしまいましたが、「もっとわけわかんねえよ」と思われてしまいそうです。

とにかくわたしは、結果がどうあれ「好き」なことが好きなので、こんな奴ばっかり書いてるのだと思います。

展開がぬるいのはわたしがそれしか書けないからです。ぬるい展開でもワクワクさせられる話が書けたらいいですね。いつか。



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