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 「ひだまりの待ち人」の話

やっと……書きたいとひそかに思い続けてた話を……書けました!

「my beloved」脳になってる今がチャンス!!!!と、一気に書きなぐりましたよ。


カズマのお母さん、出したかったんですよお!カズマお母さん似設定も!


そして、王様の思いが伝わってるよということも、すごく書きたかったとこなんですが。これはすごくわかりづらいかもしれない。

「夫の父親」という話で、王様がカズマに愛情をめいっぱいあげられなかったってリンに言うシーンがあって。そこでリンは「きっと王様の愛情は伝わってる」って思う…という。

さらに「真夜中の悪夢」でカズマが、王様の「こんな思いをするのがあのひとじゃなくてよかった」発言を聞いてた、という描写があるんですが、

それを聞いてたカズマは、つまりその後の王様の「誓い」も聞いていたわけで。

聡いカズマはわざわざ聞かなくても絶対にその愛情には気付くとは思うんですが、だけど…というかだからこそ、直接自分の耳で聞いていてほしかったのです。

その日から長い間「優しい子」カズマは封印されてて、ひたすら「王になる者」として成長してきたけど……やっとリンに出会えて「優しい子」に(リンの前では)戻れた、という。

ちなみにカズマのファザコン風味の原点はここです(どうでもいい)


これが文章だけで伝われば言うことないんですが、いかんせん技量が…orz


あとは、カズマが見つけたきれいな花は、リンを暗示してます(とかばらすと風情がなくなるけど言っちゃう)

リンの国から飛んできた種だったらいいなとか……までは言いませんけども!


そして、王様だけだとアレなので、カズマの過去編もちらっと。

リンがいないとカズマのかわいげのないこと!半時も経たないって…どんだけだ!

あれはですね、部屋に入るなりカズマが単刀直入に「取引場所を言え」とか言って娼婦さんは「私をたのしませてくれたら教えてあげてもいい」とかカズマに触りながら返すんだけどもカズマが「悪いがそんな暇はない」とか言いながらなんだかよくわかんないテクを駆使して娼婦さんを素早く骨抜きにしてしまって白状させry ……はい、そんなかんじでね。

ちなみにカズマが「娼館の用心棒のふりしてたことある」とか前に言ってましたが、それはこの話より前のことです。


長く語りすぎた!

このシリーズはなかなか本編で掘り下げきれないことが多いので、今回書けて満足です

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