01
「名前ー」
『はい、何ですかー?』
涼太くんの私を呼ぶ声がする。
振り返ると、走ってきた彼。まるでわんこのようです。
ぎゅって抱き着いて、満面の笑みで
「大好きっス!」
って言って頬にキスされる。
『私もです、私は愛してます』
私はきっと彼に負けないくらい彼のことが大好きなんだ。
彼の唇にキスをする。
「名前ーっ!」
『わ、涼太くん苦しいですよー』
もっと強く抱きしめられる。
でも今はこのままで。
[ 6/9 ]
[*prev] [next#]
[
mokuji
]
[
しおりを挟む
]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -