小ネタ
皆の先輩シリーズ 1214(Wed) 02:26
(J・ジェネシス/ファイト終了直後)
「やあ、ジェネシスくん」 「カガリさん。ここで見ていたんですか?」 「最後にきみに会うにはここしか場所がなかったからね」 「……貴女は、こうなると分かっていたんですね」 「分かっていたよ」 「だからあの日、貴女はわたしを助けた」 「きみが死んだら辻褄が合わなくなるからね」 「騙した、んですね」 「騙したよ。だから恨んでもらって構わない」 「その言い方は、卑怯ですね」 「ごめんね。でも面白かったんだ。ガラくんのゾディアックも、きみのジェムクローンも、まるで私を見ているようで、すごく面白かった」 「それは、どういう意味ですか?」 「……私も同じようなものだからとしか言えない」 「最後まで答えてください」 「教えない。せいぜいきみは私を恨むと良い」 「っ、どうして貴女は……!」 「カガリさん!?」 「おや、龍炎寺くん。こんにちは」 「っ、話はまだ終わってません!」 「全部終わったよ。……さよなら、ジェネシスくん」
ネタメモ 1111(Fri) 17:28
・J・ジェネシスと皆の先輩 ・死ヶ峰骸に狙われる皆の先輩
皆の先輩シリーズ 1101(Tue) 01:03
(大公爵アスタロト)
「先ほどの申し出は受ける気なのか」 「勿論。愛しの弟からの挑戦だ。ファイトするとも」 「……本当に良いのか?」 「まあ……確かに時期尚早。断った方が良かっただろうね」 「なら」 「けれど私とファイトすると、私に挑むと決めたのは他でもない、テツヤ本人だ。私はそれを尊重する。……ただね、アスタロト」 「何だ?」 「君は私を軽蔑するかもしれない」 「しない。私は君のバディで、君は私のバディだ。君を軽蔑するような私が居るとすれば、それは私の偽物だ」 「そっか」 「ああ、そうだとも」 「……うん。ありがとう、アスタロト」
皆の先輩シリーズ 1004(Tue) 17:32
(臥炎キョウヤ)
「何やらまた企んでいるようだね、臥炎」 「企んでいるなんて人聞きの悪い」 「どうせ世界征服なんだろう?」 「どうせとか言わないでくれるかい?」 「だって公式の広告用ポスターに『世界征服、始めました』ってあるじゃん」 「公式ネタ引っ張ってこられると弱いからやめてくれ」 「まあ、私は世界征服派より地球滅亡派の人間だから関係ないかな」 「……僕よりカガリの方が物騒だね」 「そう?」
皆の先輩シリーズ 0917(Sat) 21:42
(龍炎寺タスク)
「初めまして、皆様。わたくし、ドクターガラ様の助手をしている者です」 そう言って微笑む少女の姿はその場にいる誰もが知っている人物に酷似していた。 「カガリ、さん?」 呆然と呟くタスクに、少女は笑みを持って否定する。 「わたくしはドクターガラ様の助手なので名前はありません。お好きにお呼びください」 白衣と共にスカートの端をつまみ、少女はうやうやしく礼をしてみせた。
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