肉食系(微エロ)
※名前変換ありません。
※微エロです。
カリカリカリ…
わたしは今日のみんなの練習メニューを頭の中で反芻しながら、部誌を書いていた。
それぞれの脚質と弱点。
それに合わせた練習メニュー。
最近のタイムと、今後やるべきメニュー。
マネージャーという立場上、そんなに部活に一生懸命になることはないと思っていたが、部員一人ひとりのためにメニューを考えたり、自分が考えたメニューで、彼らの調子が上がったり、弱点を克服出来たり、タイムが上がると嬉しい。
もちろん、それで優勝などすれば、もっと嬉しい。
1人ずつメニューを作って、隣にいる金城がそれを確認し、チェックと修正をしている。
品行方正で真面目な金城。
隣で整った顔をしている金城を見ていたら、ムクムクと関係ない妄想が浮かんできた。
彼女とかできたらどうするんだろう?
ちゃんと彼氏としてリードするんだろうか?
部活ではみんなをひっぱる部長だけど、真面目くんだしなー。
案外彼女にリードされたりして。
彼女に「いつになったら手を出してくるのよ!」とか言われて。
逆に襲われてたりして。
草食系の金城…?
「ちょ、ちょっと、待て!」とか言って、真っ赤になってたりしてー。
金城の赤くなって慌てる様子が脳裏に浮かんだ。
プッ
めちゃ笑えるんですけどー。
「なにか楽しいことがあるのか?」
不思議そうに金城が聞いてくる。
あ、やばっ。
思わず、吹き出してしまった!?
「ううん、別に」
「なんだ、部活に関係あることじゃないのか?」
ごまかすように返事したけど、金城はさらっと流してくれなかった。
勝手に妄想して、金城の赤面思い浮かべてましたなんて言えないよ〜〜。
「なんだ、気になるから言ってくれ」
「…えー、、、金城に彼女ができたりしたら、どうなるのかなーって、想像してただけ!」
「それで、なぜ噴出したんだ…?」
「んー、金城、真面目だからさっ。意外と草食系なのかなーとか。恋愛では彼女にリードされてたりして…なんて」
「それは心外だな」
「やだなー、冗談だし。勝手な妄想…
金城は眼鏡をはずし、カチャリと机の上に置いた。
そして、わたしのほうに近づく。
え、なんだろう?
怒ったのかな?
グイッ
わたしは腕を思いっきり引っ張られ、金城の胸へ倒れこんだ。
金城の熱い胸板に受け止められ、そのまま両手で顔を包み込まれる。
「−−−んっ…!!」
金城の唇がわたしの唇をふさぐ。
「…っ、ん…、んんーーー!!」
金城の胸を手のひらで押すが、ビクともしない。
何度も何度も角度を変えて、キスをされる。
「ん…はぁっ…!」
息苦しくて、金城の唇が少し離れた隙に、新鮮な空気を吸う。
しかし、その一瞬を逃さず、もう一度私の唇を捉え、今度はぬるり、と舌が入ってきた。
「ん、…っ、んっ…!」
ーードクン…
下半身に電流が走ったような、痺れを感じる。
ーーーなに…コ、…レ…!
頭の芯がぼうっとしてきて、何も考えられない。
全身の力が抜けていく。
「んっ…、ふ…」
クチュクチュ、と厭らしい音が部室中に響く。
わたしはただ気持ちよさに身を任せて、金城のするままに身を任せていた。
チュッ…
軽いリップ音がして、唇が離れた。
「…はぁっ…はっ…」
長い長いキスがからようやく解放されて、酸素が足りなくて肩で息をしていると、
「これでも草食系か?オレは?」
金城は、ペロリと唇をなめ、まるで「ごちそうさま」といわんばかりに満足げな表情をしていた。
まちがいなく、君は肉食系です。
肉食系/fin.
※微エロです。
カリカリカリ…
わたしは今日のみんなの練習メニューを頭の中で反芻しながら、部誌を書いていた。
それぞれの脚質と弱点。
それに合わせた練習メニュー。
最近のタイムと、今後やるべきメニュー。
マネージャーという立場上、そんなに部活に一生懸命になることはないと思っていたが、部員一人ひとりのためにメニューを考えたり、自分が考えたメニューで、彼らの調子が上がったり、弱点を克服出来たり、タイムが上がると嬉しい。
もちろん、それで優勝などすれば、もっと嬉しい。
1人ずつメニューを作って、隣にいる金城がそれを確認し、チェックと修正をしている。
品行方正で真面目な金城。
隣で整った顔をしている金城を見ていたら、ムクムクと関係ない妄想が浮かんできた。
彼女とかできたらどうするんだろう?
ちゃんと彼氏としてリードするんだろうか?
部活ではみんなをひっぱる部長だけど、真面目くんだしなー。
案外彼女にリードされたりして。
彼女に「いつになったら手を出してくるのよ!」とか言われて。
逆に襲われてたりして。
草食系の金城…?
「ちょ、ちょっと、待て!」とか言って、真っ赤になってたりしてー。
金城の赤くなって慌てる様子が脳裏に浮かんだ。
プッ
めちゃ笑えるんですけどー。
「なにか楽しいことがあるのか?」
不思議そうに金城が聞いてくる。
あ、やばっ。
思わず、吹き出してしまった!?
「ううん、別に」
「なんだ、部活に関係あることじゃないのか?」
ごまかすように返事したけど、金城はさらっと流してくれなかった。
勝手に妄想して、金城の赤面思い浮かべてましたなんて言えないよ〜〜。
「なんだ、気になるから言ってくれ」
「…えー、、、金城に彼女ができたりしたら、どうなるのかなーって、想像してただけ!」
「それで、なぜ噴出したんだ…?」
「んー、金城、真面目だからさっ。意外と草食系なのかなーとか。恋愛では彼女にリードされてたりして…なんて」
「それは心外だな」
「やだなー、冗談だし。勝手な妄想…
金城は眼鏡をはずし、カチャリと机の上に置いた。
そして、わたしのほうに近づく。
え、なんだろう?
怒ったのかな?
グイッ
わたしは腕を思いっきり引っ張られ、金城の胸へ倒れこんだ。
金城の熱い胸板に受け止められ、そのまま両手で顔を包み込まれる。
「−−−んっ…!!」
金城の唇がわたしの唇をふさぐ。
「…っ、ん…、んんーーー!!」
金城の胸を手のひらで押すが、ビクともしない。
何度も何度も角度を変えて、キスをされる。
「ん…はぁっ…!」
息苦しくて、金城の唇が少し離れた隙に、新鮮な空気を吸う。
しかし、その一瞬を逃さず、もう一度私の唇を捉え、今度はぬるり、と舌が入ってきた。
「ん、…っ、んっ…!」
ーードクン…
下半身に電流が走ったような、痺れを感じる。
ーーーなに…コ、…レ…!
頭の芯がぼうっとしてきて、何も考えられない。
全身の力が抜けていく。
「んっ…、ふ…」
クチュクチュ、と厭らしい音が部室中に響く。
わたしはただ気持ちよさに身を任せて、金城のするままに身を任せていた。
チュッ…
軽いリップ音がして、唇が離れた。
「…はぁっ…はっ…」
長い長いキスがからようやく解放されて、酸素が足りなくて肩で息をしていると、
「これでも草食系か?オレは?」
金城は、ペロリと唇をなめ、まるで「ごちそうさま」といわんばかりに満足げな表情をしていた。
まちがいなく、君は肉食系です。
肉食系/fin.
戻る