親と子（gnsn）
2022/10/05 00:42
gnsn
旅人は少年少女に見えるけど、実際のところ何歳なんだろう？ ところで実年齢不詳（それなりにいってそう）な旅人が親な青年、よくない？ という話。
見た目年齢だと青年のほうが年上そうなのに、そんな青年に「父さん」って呼ばれる空くんが見たかった。というのと少しの（少しの）趣味でジェイ……的なものをドッキングさせた。
青年
旅人ふたりが親。血は繋がってない。
異世界で旅人に拾われた青年は、ある日敵対組織に捕まり暴行の末死亡。捕まったときに旅人の助けを待った青年でしたが、旅人は助けに来ないどころか世界から去ったと聞いて悲しみが憎しみに。
テイワットで生を受けるが人と関わることを避けて生きてきた。そんな最中旅人（空）と再会。ひと悶着あってからの和解です。
旅人たち
息子大好き。
青年が捕まったとき探し回ったが見つけられず。敵対組織は「あいつなら死んだぜ」と旅人たちが贈った髪紐のついた髪を渡して嘘を言う。旅人たちは信じられず探し続けるも、青年が髪紐を大事にしていたことを知っているために「まさかほんとうに……」と日に日に憔悴。自分より酷い（ように見えた）空を見かねた蛍が「彼がいなくなったこの世界が辛いなら、立ち去ろう」と提案。自分も信じていたかったけれど、状況的に死亡が濃厚だった為。空は空で「でも……！」となるけれど、蛍の辛そうな顔を見て何も言えなくなる。そしてふたりは世界から旅立った。
だれも悪くないんだけどなぁ。という具合。
（勘違いした青年も、世界から去った旅人たちも）
因みに、空が「父さん」、蛍が「母さん」です。いや、兄弟なのに可笑しくない？ と青年も思ったが、「空が父さんなら蛍は母さんでしょ！」と旅人ふたりがゴリ押した。ふたりとも親の自覚があるので。
シリアスパート（？）もとい別れと再会だけ書きました。ここはサラッと終わらせてほのぼの書きたいだけの人生。
追記
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